「まあまあ、大石課長、落ち着け」
その場にふさわしくないほどの愉しそうな声がする方向には仙道社長が立っていた。
「せ、仙道社長!」
大石課長が開けた階段を降り、仙道社長が私たちの前に立つ。
「まずは。
お祭り騒ぎになっているここに報告しなさい。
話はそれからだ」
ポケットから出して操作し、見せられた携帯にはTwitterの画面が表示されていた。
「……はい」
ううっ、社長の耳にもすでに入っていたんだ。
まあ、当然だけど。
ふたりで考えて、恋人繋ぎにした手の写真を撮る。
「なあ、なんてツイートするんだ?」
「滝島さんの方こそ」
恥ずかしくて画面は隠しているから互いに見えない。
「TLを見てのお楽しみってことで」
その場にふさわしくないほどの愉しそうな声がする方向には仙道社長が立っていた。
「せ、仙道社長!」
大石課長が開けた階段を降り、仙道社長が私たちの前に立つ。
「まずは。
お祭り騒ぎになっているここに報告しなさい。
話はそれからだ」
ポケットから出して操作し、見せられた携帯にはTwitterの画面が表示されていた。
「……はい」
ううっ、社長の耳にもすでに入っていたんだ。
まあ、当然だけど。
ふたりで考えて、恋人繋ぎにした手の写真を撮る。
「なあ、なんてツイートするんだ?」
「滝島さんの方こそ」
恥ずかしくて画面は隠しているから互いに見えない。
「TLを見てのお楽しみってことで」