「Twitter運用は継続」

俯きがちになっていた顔が、ぱっと上がる。

「しかし」

続く言葉で上昇した気持ちは、一気に下降していった。

「申請制は継続」

いままでと変わらないということか。
いや、廃止になるところが継続になっただけ、まし?

「ただし、あとからでいい。
申請というよりも確認だな。
こちらとしてもどんなことを呟いたのか把握しておく必要がある。
炎上したときの早急な対応のためにも」

今度こそ、顔が完全に上がった。
これってほぼ、私の勝利と言っていいんでは?

「お前のTwitter運用に関しては、仙道社長がすべて責任を取るそうだ。
よかったな。
そういうわけだから、仙道社長の顔に泥を塗るようなことだけはするなよ?」

「わかりました!
ありがとうございます!」