息があがらない程度の早歩きで、話をしながら歩いていく。
少しずつ、三阪屋さんは息が上がって遅れがちになっていった。
「三阪屋さん、頑張りましょう!
きっとゴールに冷たいビールが」
「待ってないけどな」
しれっとトドメを刺してくるミツミさんをじろっと睨む。
しかもちょっと姿が見えないな、と思ったら、ミツミさんとSMOOTHさんの手にはお団子なんか握られちゃっているし。
ぱしぱし携帯でその写真を撮る皆にあわせて私も撮る。
他の人はツイートをはじめたけど、私は近くに自販機を見つけてスポーツドリンクを買いに行った。
「ず、狡いな、ミツミさん。
買い食い、とか。
今日の趣旨に、反してないですか」
戻ってきたら、息も絶え絶えに三阪屋さんが抗議していた。
「三阪屋さん、どうぞ」
「あ、ありがとう」
買ってきてあげた冷たいスポーツドリンクを受け取り、三阪屋さんがごくごくと勢いよく喉に流し込む。
少しずつ、三阪屋さんは息が上がって遅れがちになっていった。
「三阪屋さん、頑張りましょう!
きっとゴールに冷たいビールが」
「待ってないけどな」
しれっとトドメを刺してくるミツミさんをじろっと睨む。
しかもちょっと姿が見えないな、と思ったら、ミツミさんとSMOOTHさんの手にはお団子なんか握られちゃっているし。
ぱしぱし携帯でその写真を撮る皆にあわせて私も撮る。
他の人はツイートをはじめたけど、私は近くに自販機を見つけてスポーツドリンクを買いに行った。
「ず、狡いな、ミツミさん。
買い食い、とか。
今日の趣旨に、反してないですか」
戻ってきたら、息も絶え絶えに三阪屋さんが抗議していた。
「三阪屋さん、どうぞ」
「あ、ありがとう」
買ってきてあげた冷たいスポーツドリンクを受け取り、三阪屋さんがごくごくと勢いよく喉に流し込む。