再び椅子に座って五分もたたないうちに、あきらかに不機嫌なのを隠さない大石課長の声に呼ばれた。
「は、はい!」
慌てて、その前に立つ。
「他の企業というのはこうやって、商品をねだってくるもんなのかぁ?」
パン、パン、と手にしたファイルで彼は机を叩いた。
「あの……」
申請書にはどういうツイートに対しての返信なのかも書かなきゃいけないから当然、ミツミさんとSMOOTHさんのツイートも書いてある。
「戸辺から伊深に任せる代わりに、できるだけ自由に、便宜を図ってくれって約束させられたけどなぁ。
そしたらお前、どんどん図に乗って仕事サボって散歩だろ」
「……」
まだあれを言うんだ。
悔しくて俯いた下できつく唇を噛んだ。
「は、はい!」
慌てて、その前に立つ。
「他の企業というのはこうやって、商品をねだってくるもんなのかぁ?」
パン、パン、と手にしたファイルで彼は机を叩いた。
「あの……」
申請書にはどういうツイートに対しての返信なのかも書かなきゃいけないから当然、ミツミさんとSMOOTHさんのツイートも書いてある。
「戸辺から伊深に任せる代わりに、できるだけ自由に、便宜を図ってくれって約束させられたけどなぁ。
そしたらお前、どんどん図に乗って仕事サボって散歩だろ」
「……」
まだあれを言うんだ。
悔しくて俯いた下できつく唇を噛んだ。