キャラ短編4用あらすじ

「ねえ。お母さんの眼、もらってくれない?」
 四家秋帆は、母から特殊な力を持つ眼を継承する。その眼は他人を癒すことができる能力を持つという。
 母の死後、秋帆は同じ特殊な眼を持った二人組であるチェン(陳)と一橋に出会う。二人は、自分たちと秋帆が持つ特殊な眼を魔眼と呼び、持ち主や周囲の人間を不幸にする眼だと主張した。
 秋帆から「同じような眼を持つ人たちに会った」という話を聞いた父の岳彦は、チェンと一橋の元を訪れる決心をする。その目的は、秋帆の眼の秘密を知った二人を亡き者にしてしまうことだった!
 家族への思い、他者への優しさ、運命への呪い、魔眼への憎しみ、そしてそれらすべてに対しての「希望」。思いと思いが交錯し、事件を生み出してしまう。
 チェンと一橋という、ちぐはぐだけれどピッタリな二人組の活躍を描くキャラクターノベルです。