僕は砂田に問い掛ける。
「どうやって調べたの?」
「俺達が通っていた小学校。瑠璃と山村の今の状況を話したら、小学校の先生が協力してくれた。 金子麦の事を調べるのに少し時間がかかったけど、これでまた仲良くなれるかなって」
どうして砂田は麦の事を知れば、また仲良くなれると思ったのだろうか。
確かに楽しかった日々にまた戻ることが出来たら、それはそれでいいけど・・・・・・。
もう麦はここにはいないし。
そんなことしても意味ないじゃん。
「馬鹿みたい・・・・」
だから僕は冷たく答える。
ホント、馬鹿みたいだけど・・・・。
砂田は反論してきた。
相変わらず無愛想な表情で。
「馬鹿じゃない。瑠璃はいつも言っていた。小緑が転んだから、麦がいじめられるようになった」
散々聞いたその言葉に、僕は苛立ちを覚えて舌打ち。
確かに転けた僕も悪いけど、それ以上に『僕を晒し者にした奴の方が許せないだろ』っていつも思う。
「嫌みですか」
「麦が居なくなってから小緑は変わった。更に大人になってしまった。小緑はもうあたしの知る小緑じゃないし、麦と同じで小緑も遠くに行っちゃった。そんな小緑をあたしは絶対に許さない。あたしは昔の小緑がいいのに勝手に変わろうとするな」
その砂田の言葉に僕は驚きを隠せなかった。
それはきっと、よく瑠璃が砂田に言っていた愚痴なんだろう。
そのまま言われた通りに伝えているのだろう。
まるで今の砂田に瑠璃が乗り移ったように思えて、僕は思わず彼から目を逸らしてしまった。
でもその中で疑問だけは残る。
「麦が居なくなってから僕が変わった?何言ってるの?って言うか、瑠璃が僕をいじめる理由って何?運動会じゃないの?」
僕は小学生時代の砂田の事はよく知らない。
一方の砂田もそうだと思ったけど、どうやら違うみたいだ。
「運動会前に、瑠璃と山村の二人で万引きしただろ?麦に説教くらったあの日の事」
「万引き?」
犯罪行為が頭に浮かんで、僕はなんの事か分からなかった。
でもよく思い出してみたら思い当たる記憶がある。
同時に『変わろうと』決意した瞬間がある。
「どうやって調べたの?」
「俺達が通っていた小学校。瑠璃と山村の今の状況を話したら、小学校の先生が協力してくれた。 金子麦の事を調べるのに少し時間がかかったけど、これでまた仲良くなれるかなって」
どうして砂田は麦の事を知れば、また仲良くなれると思ったのだろうか。
確かに楽しかった日々にまた戻ることが出来たら、それはそれでいいけど・・・・・・。
もう麦はここにはいないし。
そんなことしても意味ないじゃん。
「馬鹿みたい・・・・」
だから僕は冷たく答える。
ホント、馬鹿みたいだけど・・・・。
砂田は反論してきた。
相変わらず無愛想な表情で。
「馬鹿じゃない。瑠璃はいつも言っていた。小緑が転んだから、麦がいじめられるようになった」
散々聞いたその言葉に、僕は苛立ちを覚えて舌打ち。
確かに転けた僕も悪いけど、それ以上に『僕を晒し者にした奴の方が許せないだろ』っていつも思う。
「嫌みですか」
「麦が居なくなってから小緑は変わった。更に大人になってしまった。小緑はもうあたしの知る小緑じゃないし、麦と同じで小緑も遠くに行っちゃった。そんな小緑をあたしは絶対に許さない。あたしは昔の小緑がいいのに勝手に変わろうとするな」
その砂田の言葉に僕は驚きを隠せなかった。
それはきっと、よく瑠璃が砂田に言っていた愚痴なんだろう。
そのまま言われた通りに伝えているのだろう。
まるで今の砂田に瑠璃が乗り移ったように思えて、僕は思わず彼から目を逸らしてしまった。
でもその中で疑問だけは残る。
「麦が居なくなってから僕が変わった?何言ってるの?って言うか、瑠璃が僕をいじめる理由って何?運動会じゃないの?」
僕は小学生時代の砂田の事はよく知らない。
一方の砂田もそうだと思ったけど、どうやら違うみたいだ。
「運動会前に、瑠璃と山村の二人で万引きしただろ?麦に説教くらったあの日の事」
「万引き?」
犯罪行為が頭に浮かんで、僕はなんの事か分からなかった。
でもよく思い出してみたら思い当たる記憶がある。
同時に『変わろうと』決意した瞬間がある。