瑠璃とは親友だった。
毎日一緒に遊ぶほど仲がよかった。
一緒に悪いことをして、一緒によく怒られていた。
それはまるで昨日の出来事のように、僕は鮮明に覚えている。
でもそれは今ではもう遥か昔の出来事のように思えて、その楽しかった時間は『僕が作り出した妄想だったのではないか』と最近思うようになった。
『最初から僕と瑠璃は仲が悪かった』という真実だったら僕はすんなり受け止めて、瑠璃との縁を完全に切ることを僕は望むのに。
だって僕に危害を与える知らない奴なんて、どうでもいいし。
死ねばいいのに。
だけど、そう思えない。
それが悔しくて悔しくて悔しくて、『自分自身を殺したい』と思った。
親友が苦しんでいるのに、何もしてあげられない自分が情けなくなった。
同時に思った。『僕、なんで生きているんだろう』って。
そう思ったらまた悔しくて、視界がぼんやりする。
ゲーム機の液晶に、涙がポタポタと零れ落ちていた。
未来のない僕の人生。
まるでこのゲームの主人公のマークのようだ。
実の姉に殺される最悪の『バッドエンド』のような、クソゲーのような自分の人生。
そんな自分に『リセットボタンはないのか』とそんなことを思っていた。
いっそのこと、死んでしまったら凄く楽になるのに・・・・。
・・・・・・。
「よっ、そのクソ姉貴逮捕できたか?」
そんな中、聞き覚えのある男の人の声が聞こえた。
涙で曖昧の視線の中、苦手な先生の声だ。
その声に僕は慌てて目に浮かぶ涙を拭いた。
慌てて確認したら、最悪の人物が笑みを浮かべていた。
ある意味、一番会いたくない先生・・・・・。
毎日一緒に遊ぶほど仲がよかった。
一緒に悪いことをして、一緒によく怒られていた。
それはまるで昨日の出来事のように、僕は鮮明に覚えている。
でもそれは今ではもう遥か昔の出来事のように思えて、その楽しかった時間は『僕が作り出した妄想だったのではないか』と最近思うようになった。
『最初から僕と瑠璃は仲が悪かった』という真実だったら僕はすんなり受け止めて、瑠璃との縁を完全に切ることを僕は望むのに。
だって僕に危害を与える知らない奴なんて、どうでもいいし。
死ねばいいのに。
だけど、そう思えない。
それが悔しくて悔しくて悔しくて、『自分自身を殺したい』と思った。
親友が苦しんでいるのに、何もしてあげられない自分が情けなくなった。
同時に思った。『僕、なんで生きているんだろう』って。
そう思ったらまた悔しくて、視界がぼんやりする。
ゲーム機の液晶に、涙がポタポタと零れ落ちていた。
未来のない僕の人生。
まるでこのゲームの主人公のマークのようだ。
実の姉に殺される最悪の『バッドエンド』のような、クソゲーのような自分の人生。
そんな自分に『リセットボタンはないのか』とそんなことを思っていた。
いっそのこと、死んでしまったら凄く楽になるのに・・・・。
・・・・・・。
「よっ、そのクソ姉貴逮捕できたか?」
そんな中、聞き覚えのある男の人の声が聞こえた。
涙で曖昧の視線の中、苦手な先生の声だ。
その声に僕は慌てて目に浮かぶ涙を拭いた。
慌てて確認したら、最悪の人物が笑みを浮かべていた。
ある意味、一番会いたくない先生・・・・・。