樹々は私の概念を打ち破るように、ずっと私の側を離れかなった。
まるで私のことが大好きな恋人みたい。
入学式から高校三年生の今に至るまで、私と樹々はずっと一緒だった。
ホント、『何で私なんかに付きまとうのだろう』と何度も考えたっけ。
それと小学生の頃に共に時間を過ごした紗季とも再会した。
久しぶりの私の姿に、紗季は嬉しさと申し訳ない表情を見せて私に話しかけて来てくれたっけ。
『茜ちゃん久しぶり』って、言ってくれた。
『克服したわけじゃないけど、体調も昔と比べたらかなりマシになった』って教えてくれたっけ。
また一緒に私と一緒に笑ってくれたっけ。
でも私の腐った考えは今でも本当は変わらない。
もしかして樹々や紗季は、『私を貶めるためにずっと私に付きまとっているんではないか』と、まだそんなことを思ったりする。
だからイマイチ友達の事を信頼していないのが現状だ。
腐った考えを直さないといけないのは分かっているし、樹々と紗季が悪い人ではないことも分かっている。
でもまだ心を開いていない自分がいる。
殻に籠った自分がいる。
いい加減に殻を破らないといけないのは分かるけど、外に出るのが怖い自分もいる。
ワガママな自分がいる。
同時にこんな情けない桑原茜に、呆れて離れていくのが怖いと思う自分も居るんだ。
本当に情けない自分だ。
本当にワガママだと思う。
結局、自分が何をしたいのかよくわからない。
そんな今の私の姿を葵と愛藍に知られたら、また腹を抱えて笑われそうだ。
また笑われるのは嫌なのに、変われない自分がいる・・・・・。
・・・・・・・・。
本当、人生って難しい。
嫌になっちゃう。
こんな私でも、変われたりするのかな?
まるで私のことが大好きな恋人みたい。
入学式から高校三年生の今に至るまで、私と樹々はずっと一緒だった。
ホント、『何で私なんかに付きまとうのだろう』と何度も考えたっけ。
それと小学生の頃に共に時間を過ごした紗季とも再会した。
久しぶりの私の姿に、紗季は嬉しさと申し訳ない表情を見せて私に話しかけて来てくれたっけ。
『茜ちゃん久しぶり』って、言ってくれた。
『克服したわけじゃないけど、体調も昔と比べたらかなりマシになった』って教えてくれたっけ。
また一緒に私と一緒に笑ってくれたっけ。
でも私の腐った考えは今でも本当は変わらない。
もしかして樹々や紗季は、『私を貶めるためにずっと私に付きまとっているんではないか』と、まだそんなことを思ったりする。
だからイマイチ友達の事を信頼していないのが現状だ。
腐った考えを直さないといけないのは分かっているし、樹々と紗季が悪い人ではないことも分かっている。
でもまだ心を開いていない自分がいる。
殻に籠った自分がいる。
いい加減に殻を破らないといけないのは分かるけど、外に出るのが怖い自分もいる。
ワガママな自分がいる。
同時にこんな情けない桑原茜に、呆れて離れていくのが怖いと思う自分も居るんだ。
本当に情けない自分だ。
本当にワガママだと思う。
結局、自分が何をしたいのかよくわからない。
そんな今の私の姿を葵と愛藍に知られたら、また腹を抱えて笑われそうだ。
また笑われるのは嫌なのに、変われない自分がいる・・・・・。
・・・・・・・・。
本当、人生って難しい。
嫌になっちゃう。
こんな私でも、変われたりするのかな?