終わったかと思ったいじめは、再び形を変えて始まった。
今度は瑠璃から小緑へ酷いいじめを繰り返した。
お互い信頼しあった二人なのに、その面影はどこにも残されていない。
瑠璃は学校で小緑をいじめを続けた。
それが約二年。
今も小緑は瑠璃からいじめられている。
中学生になっても変わらない。
何一つ変わらない。
小緑の心は、今も蝕まれている・・・・。
それが小緑の心に潜む闇の正体。
小緑が戦っている悪夢のような話。
紗季の話を聞いた私はただ呆然としていた。
終始泣きそうな表情を堪えて話す小緑のお姉ちゃんの姿に、私は吐きそうな気分になった。
正直言って、『意味のわからない話』だと思ったし、信じられないと言うのが私の本音だった。
だってそんなふざけたような話は、漫画とかドラマの世界の出来事だと思ったから。
今私が座る隣の席で寝ている少女が、『深い悲しみを背負って生きてきた』ってことが、どうしても信じられなかった。
だって小緑、楽しそうに生きているし。
普段から怒ったり、泣いたり、喜んだり、笑ったりしているし。
それなりに楽しい人生を送っているんだと思ったから・・・・。
でもその私の勝手な幻想は昨日からぶち壊されていた。
家では理不尽な親に嫌な思いをさせられていた。
一晩経った今はどうなったのか、正直私も辛すぎて聞きたくない。
そして学校ではかつての友達にいじめられている。
同時に小緑の居場所は、お姉ちゃんの側しかないと言うことにに気が付いた。
小緑の気持ちは正直言って分からない。
どんな思いで生きているのか、小緑じゃないと分からないと思う。
でもそれがどれくらい辛いものなのか、私はほんの少しだけ分かる気がする。
同じような経験のある私は生きるのが嫌で、毎日逃げ出したくなった。
一体いつまでこんな思いをしなければいけないんだろうと、小学生から中学生の間はずっとそんなことを考えていた。
確かに今の私は幸せだけど、その過去が終わった訳じゃない。
葵のことを思い出したら気分が悪くなるし、愛藍を見たら申し訳なさが込み上げてくる。
だからこそ不安になった。
何より『信頼していた友達にいじめられる』って、本当に辛いことだ。
今までの関係は何だったって思うくらいに・・・・。
『人生を投げ出したくなるくらい、小緑は嫌な思いををしているんじゃないか?』って・・・・・。
・・・・・・。
ホント、耐えれない現実・・・・。
今度は瑠璃から小緑へ酷いいじめを繰り返した。
お互い信頼しあった二人なのに、その面影はどこにも残されていない。
瑠璃は学校で小緑をいじめを続けた。
それが約二年。
今も小緑は瑠璃からいじめられている。
中学生になっても変わらない。
何一つ変わらない。
小緑の心は、今も蝕まれている・・・・。
それが小緑の心に潜む闇の正体。
小緑が戦っている悪夢のような話。
紗季の話を聞いた私はただ呆然としていた。
終始泣きそうな表情を堪えて話す小緑のお姉ちゃんの姿に、私は吐きそうな気分になった。
正直言って、『意味のわからない話』だと思ったし、信じられないと言うのが私の本音だった。
だってそんなふざけたような話は、漫画とかドラマの世界の出来事だと思ったから。
今私が座る隣の席で寝ている少女が、『深い悲しみを背負って生きてきた』ってことが、どうしても信じられなかった。
だって小緑、楽しそうに生きているし。
普段から怒ったり、泣いたり、喜んだり、笑ったりしているし。
それなりに楽しい人生を送っているんだと思ったから・・・・。
でもその私の勝手な幻想は昨日からぶち壊されていた。
家では理不尽な親に嫌な思いをさせられていた。
一晩経った今はどうなったのか、正直私も辛すぎて聞きたくない。
そして学校ではかつての友達にいじめられている。
同時に小緑の居場所は、お姉ちゃんの側しかないと言うことにに気が付いた。
小緑の気持ちは正直言って分からない。
どんな思いで生きているのか、小緑じゃないと分からないと思う。
でもそれがどれくらい辛いものなのか、私はほんの少しだけ分かる気がする。
同じような経験のある私は生きるのが嫌で、毎日逃げ出したくなった。
一体いつまでこんな思いをしなければいけないんだろうと、小学生から中学生の間はずっとそんなことを考えていた。
確かに今の私は幸せだけど、その過去が終わった訳じゃない。
葵のことを思い出したら気分が悪くなるし、愛藍を見たら申し訳なさが込み上げてくる。
だからこそ不安になった。
何より『信頼していた友達にいじめられる』って、本当に辛いことだ。
今までの関係は何だったって思うくらいに・・・・。
『人生を投げ出したくなるくらい、小緑は嫌な思いををしているんじゃないか?』って・・・・・。
・・・・・・。
ホント、耐えれない現実・・・・。