私は誠也さんと一緒に立ち上がった。
帰ろうと言うお父さんと、隣にいるおばあちゃんと一緒に帰ろうとしたが、お父さんに大切なものを渡される。
「おっそうだ空。忘れ物だ。ほら」
忘れ物とは私の携帯電話のこと。
昨日武瑠の病室に置き忘れたのだった。
すっかり忘れていた。
まあ誰とも連絡を取っていないから、別になくてもいいんだけど・・・・・。
「うん。ありがとう・・・・ああ!」
その携帯電話をお父さんから受け取ろうとしたが、手が滑った。
情けない私の声の後、私の携帯電話が地面に落ちる音が病院のロビーに響く。
大切な携帯電話を落としてしまう。
運良く画面は割れてない。
・・・・・・・。
でも、代わりに画面が明るくなった。
同時に、今の時刻を知らせる表示と、『武瑠の笑顔』が甦る・・。
帰ろうと言うお父さんと、隣にいるおばあちゃんと一緒に帰ろうとしたが、お父さんに大切なものを渡される。
「おっそうだ空。忘れ物だ。ほら」
忘れ物とは私の携帯電話のこと。
昨日武瑠の病室に置き忘れたのだった。
すっかり忘れていた。
まあ誰とも連絡を取っていないから、別になくてもいいんだけど・・・・・。
「うん。ありがとう・・・・ああ!」
その携帯電話をお父さんから受け取ろうとしたが、手が滑った。
情けない私の声の後、私の携帯電話が地面に落ちる音が病院のロビーに響く。
大切な携帯電話を落としてしまう。
運良く画面は割れてない。
・・・・・・・。
でも、代わりに画面が明るくなった。
同時に、今の時刻を知らせる表示と、『武瑠の笑顔』が甦る・・。