そうだ私、一人じゃなかったんだ。
お母さんは困った時のために、色々私にアドバイスをしてくれてたんだ。

ずっと私のことを考えてくれて、お母さんはいつも本当は私のそばに居てくれたんだ。

『お母さんと過ごした記憶』がいつも私の側にあったんだ。

すぐにでも思い出せる、お母さんと過ごした思い出。

私とお母さんの一生の『宝物』。

でも・・・・・・。

・・・・・・・。

私はダメな子だ。

お母さんとの思い出を、ドブに捨てた悪い子。

お母さんの笑顔を、黒いクレヨンで塗りつぶした悪い子供。

大好きなお母さんが何度も呼んでいるのに、無視続けた酷い子。

何より、自分に素直になれなかった子供が私だ。

お母さんとの約束を破った、悪い子供が私・・・・・・。