園内の食べ物は、高校生のあたし達にはかなり厳しい値段。
なんで遊園地の飲食店って凄く高いのだろう。
そんな事を思いながらも、あたし達はレストランでお昼ご飯を食べていた。
園内にある、テラス席がお洒落なのファーストフード店。
サンドイッチやホットドッグなどが、比較的高い値段で売っている。
そのファーストフード店で食べたいものを各自選んで受け取り、あたし達は店内の席に座った。
お洒落なテラスもよかったけど、もう寒いから店内で食べたい。
ちなみにあたしはレタスと玉子のサンドイッチ。
他はみんなハンバーガーを食べている。
イチオシ商品でもあるハンバーガーも美味しそうだけど、やっぱりあたしはいつもここに来たらサンドイッチだ。
『高い』とか何だかんだ文句を言いながら、ここのファーストフード店のサンドイッチは凄く美味しくて好き。
お母さんが小学生の遠足の時に作ってくれたサンドイッチと同じ味がするし。
軽食とあってか、みんなの食べるペースは早い。
お腹を空かせたみんなは一瞬で食べ終わると、すぐに次はどこに行こうかと話は進む。『次は何に乗りたい』とか、『ここに行きたい』とか話が進む。
そんな中、気遣いの上手な川下が呟く。
「あっ、みんなお水ないよね」
確かに飲み物はない。
セルフサービスの店だから、水は自分で給水機から汲まないと永遠に飲めない。
と言うかみんな、『食べ終えても水がない』ってことに気が付かなかったんだ。
そんなに早く園内を回りたいのかな?
・・・・・・。
「じゃああたしが行く」
そう言って席を立ったのはあたしだ。理由は特にないのに・・・。
「もしかして、高感度アップ狙ってる?」
その川下の余計な言葉はホントウザイ。
「黙れタコ。ってかアンタだけ海水ね。そっちの方が生き生きするでしょ?」
「帰ってきたらとりあえずぶん殴る」
殴れるものなら殴ってみろ。
そう思いながらあたしは給水機に向かった。
あたしが席を立ってすぐに高林が『あいつ、今日一日で見間違えたな』って小さく呟いた声が聞こえたけど、聞き間違いだろうか?
なんで遊園地の飲食店って凄く高いのだろう。
そんな事を思いながらも、あたし達はレストランでお昼ご飯を食べていた。
園内にある、テラス席がお洒落なのファーストフード店。
サンドイッチやホットドッグなどが、比較的高い値段で売っている。
そのファーストフード店で食べたいものを各自選んで受け取り、あたし達は店内の席に座った。
お洒落なテラスもよかったけど、もう寒いから店内で食べたい。
ちなみにあたしはレタスと玉子のサンドイッチ。
他はみんなハンバーガーを食べている。
イチオシ商品でもあるハンバーガーも美味しそうだけど、やっぱりあたしはいつもここに来たらサンドイッチだ。
『高い』とか何だかんだ文句を言いながら、ここのファーストフード店のサンドイッチは凄く美味しくて好き。
お母さんが小学生の遠足の時に作ってくれたサンドイッチと同じ味がするし。
軽食とあってか、みんなの食べるペースは早い。
お腹を空かせたみんなは一瞬で食べ終わると、すぐに次はどこに行こうかと話は進む。『次は何に乗りたい』とか、『ここに行きたい』とか話が進む。
そんな中、気遣いの上手な川下が呟く。
「あっ、みんなお水ないよね」
確かに飲み物はない。
セルフサービスの店だから、水は自分で給水機から汲まないと永遠に飲めない。
と言うかみんな、『食べ終えても水がない』ってことに気が付かなかったんだ。
そんなに早く園内を回りたいのかな?
・・・・・・。
「じゃああたしが行く」
そう言って席を立ったのはあたしだ。理由は特にないのに・・・。
「もしかして、高感度アップ狙ってる?」
その川下の余計な言葉はホントウザイ。
「黙れタコ。ってかアンタだけ海水ね。そっちの方が生き生きするでしょ?」
「帰ってきたらとりあえずぶん殴る」
殴れるものなら殴ってみろ。
そう思いながらあたしは給水機に向かった。
あたしが席を立ってすぐに高林が『あいつ、今日一日で見間違えたな』って小さく呟いた声が聞こえたけど、聞き間違いだろうか?