「海、お前はこれからどうするんだ?」
「そうだね・・・・・。どうしようか?」
私は適当に苦笑いを浮かべて、言葉を濁した。
一方の孝太くんは真剣な表情のまま。
「特に決めてないのか?」
そんなことはないよ。ちゃんと考えてある。
でも、今は言いたくないかも。
「あー、ううん。一応決めているって言うか。でも孝太くんには言いたくないって言うか」
「は?」
孝太くんは足を止めた。
どうやら私、心の声をそのまま口に出してしまったみたい。
・・・・・・。
実はもう自分が何をするかは決まっている。
明日から空ちゃんのために何を具体的にどうするか、計画は自分の中で立ててある。
でもそれを孝太くんに言うと、『反対される』と思うんだ。
私のことを大切に思ってくれる孝太くんは、絶対に私の計画を邪魔してくる。
・・・・・・・。
まあでも、いっか。
孝太くんと対立するなら、その時はその時だ。
それで意見が分かれるなら、例え大好きな孝太くん相手でも仕方ない。
仮に孝太くんが『敵』になっても私は戦い続ける・・・・・。
そう感じた私は、思いきって自分の思う未来の行動を伝える。
勇気を出しきる・・・・・。
「そうだね・・・・・。どうしようか?」
私は適当に苦笑いを浮かべて、言葉を濁した。
一方の孝太くんは真剣な表情のまま。
「特に決めてないのか?」
そんなことはないよ。ちゃんと考えてある。
でも、今は言いたくないかも。
「あー、ううん。一応決めているって言うか。でも孝太くんには言いたくないって言うか」
「は?」
孝太くんは足を止めた。
どうやら私、心の声をそのまま口に出してしまったみたい。
・・・・・・。
実はもう自分が何をするかは決まっている。
明日から空ちゃんのために何を具体的にどうするか、計画は自分の中で立ててある。
でもそれを孝太くんに言うと、『反対される』と思うんだ。
私のことを大切に思ってくれる孝太くんは、絶対に私の計画を邪魔してくる。
・・・・・・・。
まあでも、いっか。
孝太くんと対立するなら、その時はその時だ。
それで意見が分かれるなら、例え大好きな孝太くん相手でも仕方ない。
仮に孝太くんが『敵』になっても私は戦い続ける・・・・・。
そう感じた私は、思いきって自分の思う未来の行動を伝える。
勇気を出しきる・・・・・。