「じゃあかのんも一緒に行っていい?」
一緒に・・・・?
・・・・・・。
「勝手にして」
「冷たいなー。でも『嫌』って言わないのが海ちゃんの良いところだよね。かのんと燐の存在が嫌いなら、『どっかいけ』って言えばいいのに。本当にうみちゃんは優しい」
・・・・・・・。
本当に小坂のペースは苦手だ。
時々耳を疑う言葉が出てくるし。
全く小坂花音の思考が読めない。
と言うか、小坂花音って本当はどんな人間なんだろう。
北條燐についても、正直言ってよくわからないし。
まあ、知りたいとは思わないんだけどね。
空ちゃんの元友達として、少し気になっただけ。
私と孝太くんの後を、小坂は笑顔を見せながら付いてくる。
気分がいいのか分からないけど、鼻歌も歌っている。
そんな小坂の存在を気にしながら、私達は生徒玄関に向かった。
帰りのホームルームが終わって結構時間が経った後だから、生徒玄関には人はいない。
部活だったり遊びに行ったのだろう。
一名、除いては・・・・。
一緒に・・・・?
・・・・・・。
「勝手にして」
「冷たいなー。でも『嫌』って言わないのが海ちゃんの良いところだよね。かのんと燐の存在が嫌いなら、『どっかいけ』って言えばいいのに。本当にうみちゃんは優しい」
・・・・・・・。
本当に小坂のペースは苦手だ。
時々耳を疑う言葉が出てくるし。
全く小坂花音の思考が読めない。
と言うか、小坂花音って本当はどんな人間なんだろう。
北條燐についても、正直言ってよくわからないし。
まあ、知りたいとは思わないんだけどね。
空ちゃんの元友達として、少し気になっただけ。
私と孝太くんの後を、小坂は笑顔を見せながら付いてくる。
気分がいいのか分からないけど、鼻歌も歌っている。
そんな小坂の存在を気にしながら、私達は生徒玄関に向かった。
帰りのホームルームが終わって結構時間が経った後だから、生徒玄関には人はいない。
部活だったり遊びに行ったのだろう。
一名、除いては・・・・。