俺は三度美空を追い出した
恵麻はベッドに座っていた
「ど、どうしよう……」
「ん?」
「見られたよね?」
「大丈夫だよ(笑)美空は俺のことをこき使うけど俺が攻めると言うこと聞くから……」
「?攻める?」
「いいよ、わからなくても(笑)」
恵麻はベッドからおりて床に座った
「えっ、終わり?」
「もう、駄目だよ〜」
「わかった……」
俺は恵麻の隣に座った
「何か清水が違う人みたい……」
「そうかな?」
「あまり学校で笑ってるイメージがないというか」
「笑うよ(笑)圭が色々やらかすからな……今まで恵麻が俺を見てなかっただけだよ」
「あー、そっか」
「認めるんだ」
「うん……その……友達が恋バナしてても自分は関係ないやって思ってた」
「急接近したな、つーくんと美空のおかげだ(笑)あっ、暎太って呼べよ、つーくんに覚えてもらわなきゃいけないんだから……」
「呼べるかな?」
「つーくんと同じレベルかよ(笑)」
コンコン
俺達は顔を見合わせた
「学習したらしい(笑)」
「どうぞ」
「ご飯が出来ました」
「わかった、恵麻おりるぞ」
「うん」