彼女の後頭部に手を当て少し俺の方へ引き寄せた
チュッ、チュッ
「っもう〜」
恵麻は少し頭を後ろに反らせた
「そういうことばっかり……さっきしないって……」
「恵麻が可愛いくて……したくなった」
彼女は真っ赤になって下を向く、またお団子も揺れる
俺は恵麻の身体ごとベッドに抱えあげた
「キャッ」
「恵麻……」
俺の上に恵麻を乗せぎゅーっと抱きしめた
「痛いよ……」
「ごめん」
「おろして」
「駄目」
俺は恵麻の身体をクルンと回し横むけると唇にキスをした
「……んっ」
バン!とドアが開いた
「暎太、恵麻ちゃん、餃子包むの手伝って!あっ暎太ー、何やってんの」
俺はベッドからおりて美空の両手を掴み壁ドンをした
「え、暎太?相手違うよ」
「美空……」
俺は美空の耳に………
「……ノックしろってあれ程言ったよ……な!」
小声で言った
「あん!ごめんなさい」
フッと耳に息をふきかけた
「でも……美空のお陰だから夜たっぷりいじめるからな、フッ」
「わかった」
「で?自分が作るっていったよな、お客に手伝わせるのか?焼けたら呼びに来い……あー、ノックしろよ」
「……はい」