「横川の事……確かに気になってる……付き合ってみたい」
「えーと」
「ごめん、間違えた……付き合ってくれないかな?」
「その……上手く付き合えるかわかんないよ?」
「うん、今まで通りでいいと思う、休みの日にデートしたりはいいかな?」
「うん(笑)」
「あと、つーくんが暎太って言うのが早いか、恵麻って言うのが早いか競走しねえ?」
「面白い〜、いいよ!」
面白いなんて言われたの初めてかも……横川は何か会話のテンポが合うかも……
「わがままばっかり言ってごめん、髪……お団子頭にして」
「あっ、美空さんに言われたよね」
髪をくくった
「出来た!」
新しく出来たお団子を俺は触った
「やっぱり、これは俺の癒しかも」
「癒し?」
「見てると楽しくなる(笑)」
「はぁ……」
俺はベッドに顔を伏せた
「どうしたの?溜息?」
「いや、何か楽しいなぁって(笑)」
横川はベッドにいる俺の方を向き肘をついた
「楽しい?」
と聞いてきた俺の彼女は首を少し傾けて笑った
当然お団子も揺れる
「うん(笑)恵麻といると楽しいよ……チュッ」