「えーと……キャパオーバーなんだけど?私はどうすれば?」
横川のお団子頭を触った
「どうしようかな〜(笑)」
「えっ」
頭に置いた手を頬に当てる
えっ、えっ、
横川は後ずさった
「暎太〜お茶入れてきた」
びっくりして手を離す
「っ美空!ノックしろ!」
「だって〜」
お盆にはコップが3つあった
「何で3つ?」
「私の(笑)恵麻ちゃん買い物好き?」
「普通です」
「私買い物が好きなの、今度一緒に行こ!暎太は荷物持ちでね」
「……何でだよ」
「お姉様に逆らっていいのかな〜あのね恵麻ちゃん、暎太って昔ね顔だけの男って言われて凄い落ち込んでね、私に相談してきたのよ、かわいいでしょ(笑)私がなぐさめてあげたの」
「わー、もう言わなくてもいいから、わかった荷物持ちするからもう出て行ってくれ、はい、コップ持って」
俺はまた美空を追い出した
「顔だけの男?」
「忘れて!」
「清水が焦ってる……」
「焦るよ」
「学校と違う」
「そりゃ今は美空が変な事言うから……」
「何でお姉さんを呼び捨て?」
「今そこ?」
「ちょっと気になって(笑)」