和稀は足首をさすっていた手をそのままふくらはぎ、太ももへと滑らせていく
「あっ!」
亜希から声がもれる
「感じた?」
「違う……つったー、足の付け根ーー、痛い……」
「へっ?」
和稀は亜希の方見た、見るからに顔をしかめて痛そうだ
「和稀……動かさないでね、そのまま……おさまるまでじっとしてて」
亜希は足の付け根を自分でおさえてもだえていた
身体を左右にふりながら、左足はクッションの上でジタバタし、呼吸もはあはあ荒く、ときおり歯をくいしばり…
(色っぺー)
亜希が痛くてもだえているのに和稀はぼーっとみていた
「和稀、和稀ってば……おさまった」
和稀はハッとする
「ああ」
ゆっくり足をおろす
「もう〜、つったのは和稀のせいだからね」
「付け根なんてつるんだな、悪かった」
和稀は亜希に手を伸ばして起こす
「湿布はる?」
「あっ、うん」
机の上にあった湿布を和稀は取り亜希の隣に座る
「ん、張っちゃる」
和稀は亜希の足首のほうに移動し湿布を張ってやる
「お前、パンツ見える」
「見ないでよ」(あっ服も着てなかった)
「和稀〜そこの足元の部屋着取ってよ」
和稀のそばにワンピースタイプの頭からスポッと被る部屋着が置いてあった
「はい」
亜希は万歳して部屋着を頭からかぶった時、和稀にベッドに押し倒される
「ちょっとみえない」
和稀がバスタオルを取った
亜希の豊満な胸があらわになる、和稀は亜希の胸を触っていく………
そう毎週金曜日、食事の後は触られているのだ、でもいつもは服の上から、今日は和稀の顔も何も見えない真っ暗だ
(んっ、変な声でそう……でもここで出したらヤバい)
「思い出した!亜希、何で男にお姫様抱っこされてんだよ」
「勝手に運ばれたの……苦しいから顔ださせて」
和稀は手を離した
「もう、服くらい着さしてよね」
和稀は亜希の後ろにまわり後ろから手をまわして亜希の胸を揉み始めた
「なっ、今日金曜じゃないでしょ」
「そうだけど今日なんか腹立つから、後輩にも揉まれてるし、男に送ってもらってるし」
「仕方ないでしょ、あっ」
思わず声が出てしまった
「俺に連絡もしないで帰るし、お仕置きだよ」
「それはごめんって、もう許して」
和稀は亜希のパンツに手がのびる
「いやいや、そこまでは許してないし」
亜希は手を振り払う
「ここ、湿布貼らなくていいの?つったとこ」
「ここはいいよ」
(マジでいってるな、天然おバカなんだよねー)
「今日、久しぶりの生乳……やわらかかった」
和稀はニコニコしていた
「明日の朝、鞄持っちゃる、一緒に行こう」
「起きれるの?」
「起こしてもらう」
「じゃあ、お願いしようかな」
「じゃ、明日な」
和稀は帰っていった