金曜日から新人戦が始まった
亜希達は一回戦突破、二日目で負ける

和稀達は金曜日団体で県大会出場決める
二日目は個人戦が行われていた


女子バレーの先生が明日の男子バレーの応援に来てくれと集合をかける

(明日……ケーキ……)



亜希は家に帰った

「ただいまー、お母さん、明日男子の応援行かなきゃいけないからお弁当がいる」

「わかった、和稀からまだ連絡ない?」

「うん三回戦までは勝ってるみたいで連絡入ってきてたけど」

「明日は和稀んちで飲み会よ、昨日できなかったから」

「うん、ケーキ買ってあげる約束してるんだけどな、いけるかな?」

「イチゴ?」

「うん」



夜7時、ピンポーン

「はーい、あら和稀帰ったの?」

「うん、見て」

賞状とトロフィー見せる

「おー、やったじゃん」

「亜希に電話したけど出ない」

「お風呂よ」

「上がって待ってていい?」

「どうぞ」

和稀は二階へ上がる

亜希が部屋に入ってくる

「わっ、びっくりしたー」

「ちゃんとお母さんに言ったよ、早く見せたくて」

賞状を見せる

「優勝したんだ、すごい」

「明日ケーキ買いにいく?」

亜希は着替えをタンスから出す

「明日ね、男バレの応援に行かなくちゃいけなくなったの、夕方帰りに私が買ってくるよ、夜、和稀んちで食事でしょ」

「えー、休みじゃねえのかよ」

「ちょっとあっち向いてて」

亜希は服を着る
亜希が振り向くと和稀が見ていた

「もう、向こうむいててっていったのに…見えた?」

「いやギリギリ見えなかった」

亜希は和稀から賞状を取って眺めた

「よく頑張ったねー」

「まだ余裕……県大会をがんばらないと、中学から一度も勝てない奴がいる、身体が少し大きいんだよなー」

「ライバル?」

「いやー、向こうからしたら何とも思われてないだろうな」

亜希はトロフィーも見ていた

「亜希……触っていい?」

「うん?どうしたの?いつも勝手に触るのに」

「この間痛いって言ってたから……治った?」

「うん」

亜希の胸をそっと触り、軽くつかんで唇をつけていき優しく……舐めていく

「ふう、癒される、今日疲れた」

胸に顔を当ててスリスリする

「帰ってゆっくりお風呂に入りなよ、ご飯もまだなんでしょ?」

「うん、家に道具置いてこれだけ持ってきたから、もう少し……」

亜希の胸で遊び出す

「明日ケーキ買ってきてくれよな」

「わかったよ」



次の日の夜、和稀のお祝い会で全員で乾杯する

「和稀おめでとう、乾杯~」

「ありがとー」

六人で食卓を囲んで親達は美味しいお酒を堪能していた



和稀の部屋

「腹一杯〜」

ベッドに横になる

「あたしも食べ過ぎた、ケーキはもうちょっと待とう」

亜希がベッドに座ると、携帯が鳴った

「和稀……昼休みに呼び出された」

中居からのメッセージだった

「明日の昼休み?県大会もあるのに余裕だな」

「まだ日があるからじゃない?」

「まあ……断れよ」

「うん……だけど……」

「いつも断ってたのに今回は何で俺に言うんだよ」