主人公・有明海羽(ありあけみわ)は二十歳の女の子。
高校時代に合唱部で全国大会の出場を逃した挫折から、以後は流されるように都内の電子部品メーカーであるハイクレックス株式会社に事務職として入社する。

入社早々海羽に託されたミッションは『ハイクレックスが買収したゲーム会社を救うこと』。
ハイクレックスによって買収された会社・アムールゲームスは、社長の夜逃げにプロデューサーの自殺未遂、メンバーの解散と悲惨な末路を辿っていた。

予想外の辞令に戸惑う矢先、海羽はさらに残された資料の中から偶然見つけた乙女ゲーム『約束のエトワール』の世界にワープしてしまう。

ゲームの舞台はとある内陸の町に位置する「私立蒼遥(あおはる)高校」。
主人公としてゲーム内のキャラクターと交流を深める中で、海羽は『エトワール』が作られることになった背景や、自らがゲームの世界へ飛ばされてしまった理由を知ることになる。