互いに目配せをし合い、「じゃあ私が」と横江さんがマイクを受け取る。
「私の最推しは桐生かなた君です」
「そこはきららちゃんって言ってよ!」
声優さんのツッコミに、会場がどっと笑いに包まれる。
「それは冗談で。個人的に注目していただきたいのは、蒼遥太郎くんですね」
福永さんがパソコンを操作し、ステージの壁にプロジェクターで太郎くんの立ち絵が表示される。
「彼は当初の企画では登場予定のなかったキャラクターなんです。MCの有明のアイデアが元になっているんですが、皆の個性が強い中で一人だけモブみたいなキャラクターがいてもいいんじゃないかって話になりまして。他のキャラクターのように突出した能力みたいなものはありませんが、だからこその安心感と言いますか。それを蒼遥ルートではぜひ感じていただけると嬉しいです」
「私の最推しは桐生かなた君です」
「そこはきららちゃんって言ってよ!」
声優さんのツッコミに、会場がどっと笑いに包まれる。
「それは冗談で。個人的に注目していただきたいのは、蒼遥太郎くんですね」
福永さんがパソコンを操作し、ステージの壁にプロジェクターで太郎くんの立ち絵が表示される。
「彼は当初の企画では登場予定のなかったキャラクターなんです。MCの有明のアイデアが元になっているんですが、皆の個性が強い中で一人だけモブみたいなキャラクターがいてもいいんじゃないかって話になりまして。他のキャラクターのように突出した能力みたいなものはありませんが、だからこその安心感と言いますか。それを蒼遥ルートではぜひ感じていただけると嬉しいです」
