「それよりもこの前手芸部で話してたんだけど、来月皆でクリスマスパーティーやらない?」
「え、楽しそう!」
「もしやるなら織也が自分の家使っていいって言ってたよ。皆でプレゼントを持ち寄ったり、ケーキとか一緒に食べたら楽しいんじゃないかなって思って」
「そういえば織也は一人暮らしだったね」
以前きららちゃんや織也くん本人が話していたことを思い出す。モデルとして国内海外と広く活動する彼は、実家を離れて一人暮らしをしていたはずだ。
「海羽ちゃんもパーティーで何かやりたいことがあったら教えて。あ、ドレスコードとか決めても楽しいかも!」
嬉しそうに笑うきららちゃんの背後で、窓辺に止まっていた冬鳥が飛び立つ。
その様子を目で追いながら、私は過ぎ行く時の流れを速く感じた。
「え、楽しそう!」
「もしやるなら織也が自分の家使っていいって言ってたよ。皆でプレゼントを持ち寄ったり、ケーキとか一緒に食べたら楽しいんじゃないかなって思って」
「そういえば織也は一人暮らしだったね」
以前きららちゃんや織也くん本人が話していたことを思い出す。モデルとして国内海外と広く活動する彼は、実家を離れて一人暮らしをしていたはずだ。
「海羽ちゃんもパーティーで何かやりたいことがあったら教えて。あ、ドレスコードとか決めても楽しいかも!」
嬉しそうに笑うきららちゃんの背後で、窓辺に止まっていた冬鳥が飛び立つ。
その様子を目で追いながら、私は過ぎ行く時の流れを速く感じた。
