【４００字のあらすじ】
　私の家はカフェをしている。
　観光客の方々もよく来て下さる人気のカフェだ。
　でも私はあまり観光客の方々の接客をしない。
　それは別にまだ小学五年生で、働きたくないと思っているわけではない。
　むしろ私はとても働き者だ。
　何故なら、観光客の方々が入らない、裏手のほうでもう一つのカフェをしていて、私はそこ担当なのだ。
　そのカフェこそ”妻籠宿のあやかしさんたち”が集まるカフェなのだ。
　そのカフェは私と同い年で従業員さんの息子、琢磨と共にお手伝いをしている。
　ひょんなところからカフェにやって来たあやかしさんからに料理を作ることに。
　それがうまくいってからというもの、その噂を聞きつけて、いろんなあやかしさんから料理を依頼されるようになっていった。
　そんな中、琢磨と徐々に信頼関係ができてきて、仲が良いような、でも悪口を言われて悪いような。
　最後は琢磨に対して、妙な胸の高鳴りを感じたけども、何だろう、で、幕は閉じる。