私にはゆうちゃんしか居なくて、ゆうちゃんが何よりも大切で、世界で一番ゆうちゃんを愛してる。 それはこの先も絶対に変わらない。 さっきの聖夜くんの言い方は、否定してるみたい。 私がゆうちゃんを好きじゃないって、言ってる気がした。 そうじゃないのに。 違うよって、言わなきゃいけないのに。 いけないのに……息が、息が息が息が、苦しい。 ちゃんと吸えない。 吸えない、吸えない、吸えな……。 ———ガタッ 「……えっ」 あ……れ? 「ちょ……おい!!」