三沢店に到着した
「ありがとうございました」
「月曜日に食事に行こうね」
「あっ、はい」
三沢店
竜二は六時に三沢店に到着した
「部長、お疲れ様です」
「お疲れ様です。夜来るのは久しぶりなのですが客層はどうですか?」
「そうですね、あまり変わらないですね。この場所は住宅街ですからね」
「三十分ほど店内を回らせて下さい」
「はい」
「あっ、澤田さんはどうですか?」
「今は休憩中です。最初よりよく動くようにはなってきましたね。時々まだお酒の匂いがする時もありますが減ってはきてます」
竜二はスタッフルームをノックして入った
「お疲れ様です」
「あっ、お疲れ様です」
澤田は立ち上がった
「あっ、どうぞ食べてください。どうですか?三沢店は」
「あっ、はい。みんないい人ばかりでよくしてもらってます」
「少し痩せたみたいですね」
「こっちはよく動くので……ちゃんと食べてます」
「そうですか、食事できてるなら良かったです。食事中失礼しました」
竜二は部屋から出た
(これから慣れてまたどうなるかだな)
店舗を回る
(相変わらず雫ちゃんの列は多いな~)
竜二はお惣菜コーナーを見て回る
(あと二時間ほどか、弁当が足りないかな)
厨房へ入っていく
「お疲れ様です」
「お疲れ様です」
「悪いんですが唐揚げ弁当だけ七個作ってくれませんか。仕事帰りの人が来たら弁当類が足りないので」
「あと三十分したら値下げしますが出来立てはどうしますか?」
「四割にしてください」
「はい」
(買う弁当なくてコンビニに行かれるとな~)