「おはようございます」

「おはよう」

「あの……忍さん目を少しつむってもらえると……」


「忍、目をつむれ」

雫は自分の部屋に走っていった



「俺、今日服着てるけど……」

「(笑)パジャマ姿が恥ずかしいらしい」

「成る程(笑)」



雫は服に着替えて朝食の支度を始め三人で朝食を食べた



「じゃあ、俺帰るな」

「ああ、仕事が早く終わる時はそっちに練習に行くよ」


「おう、連絡してくれ」

忍は帰っていった



「ねぇ、昨日後半セーブしてた?」

「少しな、何でわかった?」

「なんとなく?今日仕事行くの?」

「雫ちゃんにはかなわないなぁ、昨日途中で電話かかってきてたんだよ。でも雫ちゃん午後からバイトいくからその間に終わるし……と思ってさ。

仕事行くって言うと朝ゆっくりしたいのに雫ちゃんは色々準備してくれるからさ、今日は片付けもしてくれるだろうしやることあるから雫ちゃんが出てから仕事行こうと思って」



「気をつかわないで下さい!だっていくら私に隠したって洗濯機のとこいけばシャツ着たのわかるでしょ?」

「そうだね(笑)確かにだ」



雫をお姫様抱っこして寝室に連れていく


「えっと、起きたばっかだよ?」

「ん?だね(笑)」



雫にキスをしていく

「んっ、こういうとこ、強引……やっ明るいの恥ずかしいって言ってるのに」

「可愛いよ、雫ちゃん全部俺に見せて」



「だから恥ずかしいってー」

「でも、だいぶ慣れたよね。雫ちゃんの反応可愛くてつい……チュッ」

「もう~でも、竜二さんの不意打ち好きかもです……」



「俺、酒くさくない?」

「大丈夫、ちゃんとセーブしてた……っ」


竜二の身体をぎゅっと握りしめる


「あっ、竜二さんのそういうとこ尊敬するよ……」



雫はベッドの上で激しく竜二に抱かれる

竜二の仕事用の電話が鳴った



「出て……ください……」

竜二は雫の頭をなでながら電話に出る

電話をしながら雫の身体をいじめていく



(んっ……声……)

竜二は電話を切りベッドに放り投げる



「ごめんね雫ちゃんを満足させてあげれない俺だけ…………ごめん」



竜二は雫を後ろから抱いた……

「っん……」





竜二はシャワーを浴びスーツを着る


「雫ちゃん、もうすぐワックスが無くなる」

「あっ、買ってます」

「さすが(笑)ありがとう。じゃあ先に出るね。バタバタしてごめん」



まだベッドで動けないでいる雫にチュッと軽いキスをして部屋から出て行った

「いってらっしゃい」


雫は竜二が出てからベッドからゆっくり出る



(最近休日出勤減ってたのにな、お盆シーズンだからかな。お弁当入れて私も支度しなきゃ)