夜
「ただいまー」
「お帰り。自転車大丈夫だった?」
「うん」
「お風呂今でたところだから入っておいで」
「はーい」
「雫ちゃん、新しいパジャマ可愛いじゃん。モコモコ(笑)」
「足が治ったら着ようと思ってたの。足首のゴムが伸びるから」
「可愛いよ、あっ、俊に連絡ついて土曜日の午前中にマッサージ来てくれるよ」
「ありがとう」
「しばらくはまだ大人しくね」
「竜二さん、本当にありがとう。お仕事あるのに大変だったでしょ。感謝してます」
竜二の隣にひっつく
「我慢もさせててごめんなさい」
「いや、雫ちゃんも大変だったんだからお互い様だよ。協力できることはするから、これからも俺の世話してね。もう雫ちゃんがいないとダメな生活になってるから(笑)」
「私、役に立ってる?」
「勿論」
竜二は雫を抱き上げると寝室に向かった
竜二は雫にキスをして優しく抱いていく
「足……まだ色が……持っても大丈夫?」
「大丈夫……恥ずかしい……あっ」
竜二は雫の頭を撫でる
「無理させた?」
「ううん。あの、好き……竜二さん」
雫から竜二にキスをした
「可愛いな~」
雫の身体を指で這わしていく
「あっ」
「ん?ここ感じるの?」
「違うの。あのね、私竜二さんに言わなきゃいけないことがあってね」
雫は竜二の顔を見た
「うん」
近づいてきた雫にキスをした
「もう~話」
「ごめん(笑)」
「私勘違いしてて、十一月下旬から管理栄養士の願書を配布ってことは頭にあってね、取り寄せようともう一度調べたら栄養士とれても実務経験が三年ないと受けられなくて……えへへ」
「えっ!」
「就職しないといけないみたい……です、ごめんなさい!」