カンパイ!

作品番号 1581097
最終更新 2019/11/19

カンパイ!
けい/著
恋愛・青春

4ページ

総文字数/51,931

高校卒業後、「役者になる」という夢を追い上京したタケオ。ところが現実はそんなに甘いはずもなく、気がつけば27歳になり、様々な面で焦りを感じていた。役者業ではまったく食えないのでラーメン屋のバイトをして生きている。ところが、そこで出会った人間たちは皆とても個性豊かで面白い。元ミュージシャン志望の坪田店長を筆頭に、かつてはエリート銀行マンだった上田さん、ハーフの秀才キョウ君。以上が昼番であり、タケオが勤務するのは夜間。そこには更なる魅力的な面々が。気がつけば旅をしている同じ歳のオオハシ。そして、タケオ同様売れないお笑い芸人のスギウラさん。
夢の為とは言え不安定な生活を強いられているタケオにとって、スギウラさんやオオハシの存在が大きな支えになっていた。
 また、タケオには同郷の幼馴染である祐介がいる。祐介は大手商社に勤めるエリートサラリーマンで、タケオとは別世界の人間だが何故か昔から仲が良く、学生時代から行動を共にしてきた。いわば唯一無二の親友。タケオが辛い時は、いつだって祐介が助けた。
 そして藍。やはり同郷の彼女はタケオ、祐介と同じく「上京組」だ。タケオは、藍と出会った中学の頃に惚れてから変わらず好きでいる。…のだが藍はというとタケオの猛烈なアプローチをかわし続けてきた。藍は料理の世界で頑張っている。祐介は商社マンとして頑張っている。かたやタケオは売れない役者とバイト。鳴かず飛ばずの日々を送りながらも、スギウラさんがお笑いを辞めない限り役者を辞めないと、互いに意地をはって闘う。たとえ、今売れてなくても夢を追う事に対して諦めてはいけない。のだが年齢的にも以前のような熱い気持ちがなくなってしまった。そしてタケオは普通の幸せを求めて自問自答を繰り返す。そんな時、スギウラさんには負けまいと役者の世界から逃げずに立ち向かう。タケオとスギウラさんには合言葉の様なものがある。それは「今出来る事を懸命にやる」。それを心に宿らせ、今日も彼らは進んでいく。





あらすじ
売れない役者を続けているタケオ。同じく売れない芸人を続けているスギウラさん。
売れない、だけど楽しい。・・・余計な言葉は要らない。ただ純粋に生きている若者たちの葛藤は終わらない。

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