「まあ、好きです」
「じゃあ大丈夫(笑)」
「ありがとうございます」
「じゃあ、軽く説明するね
私は朝8時から16時までで1時間休憩ありなのね、で由香ちゃんて子が14時から22時で1時間休憩ありなんだけど今日熱出しちゃってバタバタしたのよ、今度結婚が決まって辞めることになったから募集かけたって訳」
「はい」
「基本二人だからまあ、あっ……」
食堂のドアが開いた
残りの二人がやって来た
「また、後で……」
智歌が配膳を始める
「お疲れさまー」
「あれ、智歌さん、由香さんの代わりに小学生雇うの(笑)」
「違います!三宅葉月と言います、よろしくお願いします」
とっさに口を出してしまい、葉月は初対面の学生を少し睨んだ
「(笑)よろしく〜」
私をからかってきた学生は秋月翼の名札を持って席についた
その後ろから
「ごめんね」
とフォローしてくれた学生が小野匠という札を持ち翼のところへ行き二人でご飯を食べ始めたので智歌と再び話を始める
「あの、私前の仕事場が今月いっぱいなんで来月からになるんですけど」
「いいわよ、由香ちゃんも代わりが見つかるまで頑張ってくれるって言ってたし」
「ありがとうございます」
「部屋は空いてるからいつでも引越してきていいからね」
「はい」
二人がおぼんを下げに来た
「ごちそうさま」
「はーい」
智歌は食器をとりにカウンターにむかった
「ありがとうね、三宅さん、ご飯食べていって、私も食べる(笑)」
今日の奉仕がご飯に化けた
食費も助かる〜
「んー、美味しいです(笑)」
時間は夜の8時を回っていた、お腹がすくはずだ
「そう、よかった」