「えっ、嫌だ」

「じゃあ、ちゃんとしなさいよ、食事抜くなんてことしないで……」

「わかった……あのさ、年明けて最初の日曜日にうちの大学で試合があるんだ、見に来て欲しい」

「いいよ、バレーしてる秋月くんを見れるんだね、その代わり頑張ってね、ケガも気をつけて……」

翼が寄ってきた

「いい?」

葉月は昨日は自分から駄目って言ったことを思い出したが………頷いてしまった

葉月を抱きしめてキスをしてくる

「ありがとう、葉月さん、俺頑張る」

「うん」

翼は葉月をスッポリ包み長いキスをした

「んっ……」

「ねぇ、葉月さん、今日はイブだよ」

「知ってるよ……」

「独占欲も俺はあるよ」

「(笑)それは考えないとだね………っん」

「今だけは俺のものでいて、あと少し………お願い」

翼は葉月を押し倒しキスを沢山沢山していく

「………好きだから………葉月さん」

「わかった、わかったから……(笑)二人だけの秘密だよ、小野くんにも言わないで………あっ」


やっぱり、拒めない……私……好きなんだ………


「ねぇーーもっと………いい?」

「………無理かも………」

「駄目じゃないって顔してるよ……お願いだから、俺変わるから………んっ、葉月……翼って呼んで」

「…………つば………翼!んー」

翼は口を塞いだ

「フッ(笑)駄目だよ大きな声出したら……耳元で呼んで……翼って……ほら」



葉月をぎゅうっと抱きしめると二人は繋がった



「……つばさ、つばさ……」

葉月は翼に両手を回ししがみつく

「何?葉月」

「………バカ………っ」




翼は葉月を暫く離さなかった

頭を優しく撫でられ翼の胸に頭をつける

「葉月さんいつこっちに帰ってくる?」

翼はまた葉月さん呼びに戻っていた

「三日の夜」

「三日の朝に俺は帰ってるから戻ったらメールして」

「うん」