終わりに
今回も、恐ろしい台風がやってきて、無事に乗りきれたことに、甚だ感謝している。SNSで私の狂言に答えてくれた皆さま、本当にありがとうございました。そして、私が発狂しそうになったとき、怒鳴り付けてくれた母。食事が嫌だといったときに怒鳴り付けてくれた母。本当にありがとうございました。
私は、これからも障害者として生きていくんだろうとおもう。
きっとこれからも感情を処理できないで発狂するだろう。
でも、だれかに感情を表現し、伝わったと確信することができれば、発狂のリスクも少し押さえられるということは学んだ。
やはり、回りの人に、感謝しながら生きていくということは、本当に大事なことなんだなと思う。
回りの人に頼るのは甘えであるという人もいるが、回りの人に頼るというより、わかってもらえたと確信する方が大切なんだと思った。私も、学生時代、家族にわかってもらえないと、怒鳴っていたことがあったので。
今回は、大規模な災害には至らなかったが、こういうことを学んだ。
それは、本当に馬鹿げたはなしかもしれないが、私にとっては、重要なことである。
なぜなら私は、人に自分の意思や、悩んでいることは言ってはいけないと思い込んでいたし、体のことなどを表現してはいけないと思っていた。家族にはカーストのような身分があって、私は不可触民と同じくらいしかないと、思っていたのである。
今回は、それを越えて、自分を表現する必要性を学んだ。
多分それが、命を大切にすることに繋がるんだと思うから。私にとっての最大の課題は、命を粗末にしないことだからだ。