・応募した部門
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・400字程度のあらすじ
都立空高等学校2年、工藤和歌(くどうわか)は誰にも明るくて人当たりがいいが、心の中でいつも死にたいと思い、学校の屋上を一人で立っていた。芹沢暁(せりざわあかつき)がやってきた。何を考えているか分からないと評判の彼は、いつ死ぬのか分かると言い放つ。
彼の言動に不思議に思いながら夏休みに入った。私は外をブラブラと歩いていたら、芹沢を発見した。海喫茶店の看板を出していた芹沢は学校とは別の顔だった。芹沢の親友であり、金髪男子海里(かいり)、おばあちゃん家の隣・天沢健(あまさわけん)さんは、いとこの茜と関係する人物であった。 茜が死んだのは、中学2年の時で、当時友達にいじめられていたことで自殺をして病院で亡くなった。
私は芹沢と同じで誰かと分かち合いたかったんだ。 戻った時、みんなが集まっていたのは、茜の母親の行方がわかったから。今は事務職をして、結婚したという。会話していたら、今日が茜の誕生日だということを知る。運命を感じて頼み、届いた商品をテーブルに置いて、各々ドリンクをよそうなどやりながら、みんなでテーブルに囲む。芹沢は携帯から茜の写真を出して、テーブルの端っこに置いて、みんなで大きい声で茜の誕生日を祝った。