ここは宇宙港である。

アメリカ大統領リーガルは開発されたばかりの宇宙戦闘機を見る。

大気圏戦闘の他に宇宙戦闘もこなせる。

インパルスエンジンと小型の核融合炉を搭載している。

テキサス宇宙防衛セクターである。

となりに地球の王女さまが同席。

「見事なものですな」
「アルコル経由での技術です」

アメリカはすでにアルコルにも密かに情報探知網を作っていた。

ロシアは宇宙戦艦。
アメリカは宇宙戦闘機。

それぞれの国家が分担してアルコルとの合併に必要な軍事力の入手を急いでいた。

地球の王女さまは子供だ。
細胞活性化装置の保持者なのだ。

それから数年後・・・