三笠君が、ネコモリサマの方を振り返る。
「ネコモリサマ。濱野さんの三番目の願いが決まりました」
「決まりましたって……。願いを決めるのは美寿穂じゃぞ。お前さんじゃない」
ここにきて、ネコモリサマがまた意地悪を言い出した。
三笠君が助けを求めるように、私に視線を送ってよこす。
「あの、三笠君は、私の……アドバイザーなんです。だから、三笠君が言った事は、
私が言った事と同じでして……」
「ほう。アドバイザー。そりゃ、どういう関係のことなんじゃな? ニヤニヤ」
むむむ。ネコモリサマ、別な意味で意地悪だな全く。
「どういう意味でも何でも、私は三笠君を信じてるんで、言う通りにして下さい」
「ありがとう。濱野さん」
三笠君が私の目を見ながら頷く。
あれ? 私、いま凄く恥ずかしいセリフを言った気がする。
て言うか……。さっき、これが最後と思って、三笠君に告白したんだっけ……。
なんか、急に顔が熱くなってきた。
「ふーん。それは、羨ましいことですな」
と、ネコモリサマが不貞腐れたような言葉を吐く。
「で…。願いは何?」
「ネコモリサマ。濱野さんの三番目の願いが決まりました」
「決まりましたって……。願いを決めるのは美寿穂じゃぞ。お前さんじゃない」
ここにきて、ネコモリサマがまた意地悪を言い出した。
三笠君が助けを求めるように、私に視線を送ってよこす。
「あの、三笠君は、私の……アドバイザーなんです。だから、三笠君が言った事は、
私が言った事と同じでして……」
「ほう。アドバイザー。そりゃ、どういう関係のことなんじゃな? ニヤニヤ」
むむむ。ネコモリサマ、別な意味で意地悪だな全く。
「どういう意味でも何でも、私は三笠君を信じてるんで、言う通りにして下さい」
「ありがとう。濱野さん」
三笠君が私の目を見ながら頷く。
あれ? 私、いま凄く恥ずかしいセリフを言った気がする。
て言うか……。さっき、これが最後と思って、三笠君に告白したんだっけ……。
なんか、急に顔が熱くなってきた。
「ふーん。それは、羨ましいことですな」
と、ネコモリサマが不貞腐れたような言葉を吐く。
「で…。願いは何?」