皆はビーチボールで遊んだり、泳いだりしていた。
私は上手く輪に入れなくなっていて、いつの間にか、孤独になったから……一人で居たの。
「茜ちゃーん、ミヒロちゃーん!!ボケッとしてないで、こっちおいでよー」
琴音ちゃんが呼んでる。
別にボケッとしてた訳じゃないのに……、この辺が価値観の違いだったのかもしれない。
茜ちゃんは本当に純粋で可愛くて控え目で……、
琴音ちゃんは元気で明るいけれど、思った事をそのまま、口に出してしまうような子だった。
そんな価値観の違いから、私と琴音ちゃんの心の距離がだんだんと遠くなっていったんだと思う。
「カキ氷、んまいっ!!」
海で泳いで遊んだ後、遅い昼食を取り、デザートにカキ氷。
海の家に入り、海を眺めながら食べるカキ氷は格別で、夏の醍醐味!!という感じだった。
冷たいカキ氷を口に頬張っていると、たった今、海の家に上がって来た男の子グループが隣に座った。
「ねぇねぇ、どこから来たの?一緒に遊ばない?」
男の子グループは気軽過ぎる程、会話に割り込んできて、私には鬱陶しかった。
初めてのナンパ。
……だけど、視線は茜ちゃんに向けられていた気がする。
控え目にしていても、茜ちゃんの可愛らしさは伝わってしまうらしい。
私は上手く輪に入れなくなっていて、いつの間にか、孤独になったから……一人で居たの。
「茜ちゃーん、ミヒロちゃーん!!ボケッとしてないで、こっちおいでよー」
琴音ちゃんが呼んでる。
別にボケッとしてた訳じゃないのに……、この辺が価値観の違いだったのかもしれない。
茜ちゃんは本当に純粋で可愛くて控え目で……、
琴音ちゃんは元気で明るいけれど、思った事をそのまま、口に出してしまうような子だった。
そんな価値観の違いから、私と琴音ちゃんの心の距離がだんだんと遠くなっていったんだと思う。
「カキ氷、んまいっ!!」
海で泳いで遊んだ後、遅い昼食を取り、デザートにカキ氷。
海の家に入り、海を眺めながら食べるカキ氷は格別で、夏の醍醐味!!という感じだった。
冷たいカキ氷を口に頬張っていると、たった今、海の家に上がって来た男の子グループが隣に座った。
「ねぇねぇ、どこから来たの?一緒に遊ばない?」
男の子グループは気軽過ぎる程、会話に割り込んできて、私には鬱陶しかった。
初めてのナンパ。
……だけど、視線は茜ちゃんに向けられていた気がする。
控え目にしていても、茜ちゃんの可愛らしさは伝わってしまうらしい。