「……ううん、そんな事ないよ!!ミヒロちゃんてさ、本当に優しいから、名前……、ぴったりだよっ。ね?」
隣で笑う茜ちゃんは、私と違って……小柄で目がパッチリしていて、お人形みたいに可愛い子だった。
そして、人を気遣える優しい子でもあった。
私なんかよりも、ずっと、ずっと……。
「オリエンテーリングも終わっちゃったしさ、今日から授業だねぇ。
まだ友達は出来ないけどさ、ミヒロちゃんが居るから、私は一人じゃないし、親友が側に居るから……頑張れるよ」
「……親、友?」
「うんっ、私にとって、ミヒロちゃんは親友だよ」
「……わ、私も、茜ちゃんが一番の親友だよっ」
まさか、茜ちゃんの口から私が“親友”だなんて……気分は有頂天になった。
有頂天のまま、学校に着くと……その日は1日が凄く楽しく思えて、幸せだった。
幸せは続いて、茜ちゃん以外にも友達が出来たのは、この日。
朝のホームルームで、五十音順から、くじ引きの席になった時の事、残念ながら茜ちゃんとは遠い席だったけれど……
後ろの女の子と友達になれた。
「私はコトネだよ。琴の音って書くの。名前は……心に優しいで何て読むの?」
席が決まって、机を移動すると肩をポンと軽く叩かれて、名札を見ながら話をかけられた。
振り向くと、顔に少し、そばかすのあるポニーテールの女の子がいて、私は直ぐに答えた。
「ミヒロだよ。よろしくね」
「ミヒロちゃんかぁ……よろしくね!!」
隣で笑う茜ちゃんは、私と違って……小柄で目がパッチリしていて、お人形みたいに可愛い子だった。
そして、人を気遣える優しい子でもあった。
私なんかよりも、ずっと、ずっと……。
「オリエンテーリングも終わっちゃったしさ、今日から授業だねぇ。
まだ友達は出来ないけどさ、ミヒロちゃんが居るから、私は一人じゃないし、親友が側に居るから……頑張れるよ」
「……親、友?」
「うんっ、私にとって、ミヒロちゃんは親友だよ」
「……わ、私も、茜ちゃんが一番の親友だよっ」
まさか、茜ちゃんの口から私が“親友”だなんて……気分は有頂天になった。
有頂天のまま、学校に着くと……その日は1日が凄く楽しく思えて、幸せだった。
幸せは続いて、茜ちゃん以外にも友達が出来たのは、この日。
朝のホームルームで、五十音順から、くじ引きの席になった時の事、残念ながら茜ちゃんとは遠い席だったけれど……
後ろの女の子と友達になれた。
「私はコトネだよ。琴の音って書くの。名前は……心に優しいで何て読むの?」
席が決まって、机を移動すると肩をポンと軽く叩かれて、名札を見ながら話をかけられた。
振り向くと、顔に少し、そばかすのあるポニーテールの女の子がいて、私は直ぐに答えた。
「ミヒロだよ。よろしくね」
「ミヒロちゃんかぁ……よろしくね!!」