ヒロ君の後ろ姿を見ながら、ぼんやりと考え事をしていたら……ご飯が出来たみたいで、ヒロ君が声をかけてきた。
「……一番大切な事を確認しなかったけど、食べれないモノとかある?俺、作り終えるまでスッカリ忘れててさ、聞いてなかった」
食べれないモノ……、レバーにイクラに、何だろう?
特殊な味がする食材は無理だなぁ。
よく本場のモノなら美味しいよ、とか言うけれど……新鮮な直送モノを頂いても、食べれなかった。
「レバーにイクラ……かなぁ。野菜の好き嫌いは無いです」
「偶然!!俺もレバーは無理!!あの後味が何とも言えないよね」
ヒロ君も同じモノを食べれないと思うと…お揃いみたいで嬉しいだなんて、煩悩しすぎ?
「ロールキャベツを煮てみました。春キャベツだから、柔らかいよ。あ、俺が飯を食べたかったから……ピラフでごめん。何か変な組み合わせのような……」
「……ううん!!美味しそう!!」
ヒロ君がテーブルに並べてくれた食事。
ロールキャベツのコンソメの匂いがふんわりと漂ってきて、食欲をそそられる。
ピラフも大好きなエビがゴロゴロ入っていて、見た目も美味しそう!!
「味の保障はしないけど、召し上がれ」
「いただきます」
ヒロ君も席に着くと、早速食べ始めた。
まずはロールキャベツをナイフで切り込みを入れ、一口。
コンソメで優しく味付けされた、キャベツと挽き肉の味が広がった。
「……一番大切な事を確認しなかったけど、食べれないモノとかある?俺、作り終えるまでスッカリ忘れててさ、聞いてなかった」
食べれないモノ……、レバーにイクラに、何だろう?
特殊な味がする食材は無理だなぁ。
よく本場のモノなら美味しいよ、とか言うけれど……新鮮な直送モノを頂いても、食べれなかった。
「レバーにイクラ……かなぁ。野菜の好き嫌いは無いです」
「偶然!!俺もレバーは無理!!あの後味が何とも言えないよね」
ヒロ君も同じモノを食べれないと思うと…お揃いみたいで嬉しいだなんて、煩悩しすぎ?
「ロールキャベツを煮てみました。春キャベツだから、柔らかいよ。あ、俺が飯を食べたかったから……ピラフでごめん。何か変な組み合わせのような……」
「……ううん!!美味しそう!!」
ヒロ君がテーブルに並べてくれた食事。
ロールキャベツのコンソメの匂いがふんわりと漂ってきて、食欲をそそられる。
ピラフも大好きなエビがゴロゴロ入っていて、見た目も美味しそう!!
「味の保障はしないけど、召し上がれ」
「いただきます」
ヒロ君も席に着くと、早速食べ始めた。
まずはロールキャベツをナイフで切り込みを入れ、一口。
コンソメで優しく味付けされた、キャベツと挽き肉の味が広がった。