ヒロ君が帰った後に対馬さんと福島さんが来てくれた。しばらく来ないかも?と言っていたのに、対馬さんは早速来てくれた。
「先生、何処かにお出かけしてたの?可愛い格好してるから……」
「え?ちょっと買い出しに行って来ました」
「夕方にですか?珍しいですね」
「違うでしょ、福島。ヒロ君が着てたから可愛い格好をしてただけじゃないの?」
「それもそうですね!」
勝手に二人で問題を解決したらしい。買い出しに行って来たのは本当だけれど、ヒロ君と二人で行って来た事は黙っていよう。それよりも……!
「対馬さん、折り入って相談があります。一回だけ連載を休めますか?」
「え、どうしたの、急に?体調悪い?学校の件かな?」
「ち、違うんですっ……!実は…りょ、旅行に行きたくて……」
「どこに?」
「わ、分かりません……」
「分からないって今から決めるのかな?友達や家族の旅行だったら、全然OKだよ。カナちゃんは頑張ってくれてるから一回休んでも大丈夫だと思うよ」
「有難う御座います!」
行先も日程も分からないが、今からウキウキしている。友達なんて居ないから、旅行に行った事もない。問題は本当の事を黙っているか、どうか……。
「先生、何処かにお出かけしてたの?可愛い格好してるから……」
「え?ちょっと買い出しに行って来ました」
「夕方にですか?珍しいですね」
「違うでしょ、福島。ヒロ君が着てたから可愛い格好をしてただけじゃないの?」
「それもそうですね!」
勝手に二人で問題を解決したらしい。買い出しに行って来たのは本当だけれど、ヒロ君と二人で行って来た事は黙っていよう。それよりも……!
「対馬さん、折り入って相談があります。一回だけ連載を休めますか?」
「え、どうしたの、急に?体調悪い?学校の件かな?」
「ち、違うんですっ……!実は…りょ、旅行に行きたくて……」
「どこに?」
「わ、分かりません……」
「分からないって今から決めるのかな?友達や家族の旅行だったら、全然OKだよ。カナちゃんは頑張ってくれてるから一回休んでも大丈夫だと思うよ」
「有難う御座います!」
行先も日程も分からないが、今からウキウキしている。友達なんて居ないから、旅行に行った事もない。問題は本当の事を黙っているか、どうか……。