私達が、宇宙センターに到着したのは午前11時頃だ。
その後、矢田部首相と私達のやり取りがあり、私達のミッションが始まったのが、
正午ごろ。
そこからは、宇宙船内で活動するための知識の習得と訓練に忙殺された。
何しろ、トリフネの打ち上げは、明朝10時なのだ。
しかし、訓練が始まってから7時間。
流石に、私達も疲れてきた。何よりも、お腹が空いてきた。
宇宙センターに飛んでくる途中で、軽く食事は摂ってきたが、とても足りない。
その事を、訓練を担当しているスタッフに告げると、食事の用意をしてくれた。
午後8時。かなり遅い夕食。
やっと、ご飯を食べられる。
そう思っていたのに、私達の前に出されたのは、緩いお粥と具の入ってないスープ
だった。
私達が落胆していると、食事を運んでくれたスタッフが理由を説明してくれた。
打ち上げシーケンスが始まってから生理現象が起きぬよう、お腹を空にする目的の
食事なのだという。そのため、これが打ち上げ前の最後の食事。これ以降は、錠剤か
飴などで栄養を補給するほかない。
私達の最期の食事がこれ?
落胆しながら、陸くんと倹しい晩餐を共にした。
その後、矢田部首相と私達のやり取りがあり、私達のミッションが始まったのが、
正午ごろ。
そこからは、宇宙船内で活動するための知識の習得と訓練に忙殺された。
何しろ、トリフネの打ち上げは、明朝10時なのだ。
しかし、訓練が始まってから7時間。
流石に、私達も疲れてきた。何よりも、お腹が空いてきた。
宇宙センターに飛んでくる途中で、軽く食事は摂ってきたが、とても足りない。
その事を、訓練を担当しているスタッフに告げると、食事の用意をしてくれた。
午後8時。かなり遅い夕食。
やっと、ご飯を食べられる。
そう思っていたのに、私達の前に出されたのは、緩いお粥と具の入ってないスープ
だった。
私達が落胆していると、食事を運んでくれたスタッフが理由を説明してくれた。
打ち上げシーケンスが始まってから生理現象が起きぬよう、お腹を空にする目的の
食事なのだという。そのため、これが打ち上げ前の最後の食事。これ以降は、錠剤か
飴などで栄養を補給するほかない。
私達の最期の食事がこれ?
落胆しながら、陸くんと倹しい晩餐を共にした。