友達と別れて帰宅、そのままダウン。

夜中に起き上がり、熱を測れば39.5℃。

「旦那ー、具合が悪いんだけど」
「大丈夫か? 」
「何かインフルエンザみたい……」
「病院行こう! 」

即刻、元かかりつけの大学病院へ連行。

夜中でも急患扱いで混雑している中、長時間待たされて診察。

例のS医師が鼻へ綿棒ブスっと刺して

「インフルエンザですね、これは」
「せ、先生……」
「でもねー、薬には副作用がねー。もしかしたらお子さんの耳が聞えなくなるかも、でも熱の方が危ないし」

究極の選択です、ちょうどとなりの診察室からも同じ話が聞えて来ました。

「どっちがリスク高いですか? 」
「熱の方だねー、体力消耗するし、お腹の子にも影響あるから」