1月生まれで幼少期は『トロい子扱い』、そのせいか思春期からどことなく生き急いでいました

とっとと大人になって、さっさと家を出て自立するんじゃ!

それで結婚して、子供生んでかーちゃんになる

まあ、実家の居心地が今を思えば毒母のせいで最悪でしたから

とにかく逃げたかったのもあるかも知れません

そんな生まれの三上が一般的過ぎる24歳で普通に結婚して、仕事を続けながら旦那と2人で1年半賃貸マンション生活し、毒母より常識人かつ温和な義理両親と同居するための家もローン組んで建て、26歳の3ケ月……。

そろそろ、子供でもと思ったワケです。

まあ、2年目に入るし、子供好きだし、下町なので近所の目もあるし、という理由で。

で、基礎体温とかなーんも付けちゃいない嫁は、おもむろに『基礎体温計・記録機能付き』という文明の利器に頼りました。

「これさえあればー、楽勝じゃね
 いやーノートとか書くのメンドクセだし」

みたいなノリで。

ええ測りましたよ、寝床の中で毎朝毎朝。

しかーし、この体温計の機能が良すぎて、ちーっとも意味が分からないんですわ。

何を隠そう、高校時代の授業の全てを寝る事で放棄し、保健体育の『母体の中で、胎児はどのようにして入っているでしょうか? 』という絵を描かなくてはいけないテストで、思いっきり頭を上にしている逆子を描いたレベルですから。

まあ、成長期に人の倍以上寝たおかげか、背は伸びましたけれども。