「3人も殺したのに施設で守られたんですか?その子。大人だったら絶対死刑なのに…おかしくないですか?」

如月さんの若干怒ったような言い方に最初は少し驚いていたが、クラスメートたちは確かに…とみんなが徐々に共感していく。

「そうね。年関係なく殺人は許されない。いくら少年法で守られたところで、加害者とその親は一生かけて被害者遺族への償いをしなければいけない。だから、皆さんは決してこの事件の少年のように道を誤ることが無いよう、命の大切さをしっかりと学んでほしい。」

そう言って、先生は廊下側の端の席から順にプリントを配り始めた。
回ってきたプリントには『命の尊さについて』と大きくタイトルが書かれていた。

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