「え…
 連絡出来ないほどのトラブルって…
 まさかジンくんに何かあったんじゃッッッ」


アタシのフォローが裏目に出たぁぁぁ!!

もう何も言えんよアタシはッ


「とりあえず少し休もっか。
 汚いけど、中…入ります?」


さすがに泣き言言ってるコを
外に放置出来ないと思い
ちょっと気を使って誘ってみたけれど。


「もしかしてジンくん…
 七星さんの部屋にいるんじゃ…」


どうしてそうなる!?
もし仮にそうだったとしたら
アナタを室内に呼びませんよね。
“恋は盲目”恐ろしすぎるわ!


「なんか結構パニックになってるみたいだし
夜も遅いし
煌月の部屋で連絡待ってみたら?
アタシも一応、連絡してみるし…ね?」


もうコレしか方法がないと思っていたのに…


「もしそれで七星さんが連絡取れて
 アタシには何もなかったら…
 ジンくん、アタシなんていらないんだ…」

「どうしてそうなるの…」


発想が恐怖だよ、怖いよ、マズイって!


頼むから
いろんな意味で早く帰って来てくれ煌月!!