その後、お母さんの面会の許可が下りたから
さっそく病院へと向かった。
煌月のお母さんに会うのは
実は初めて。
2、3回は見掛けた事はあったんだけど。
7年も一緒にいるけど
今更、『実は初めて』も変だわな。
でもお互い改まって親を紹介する仲じゃないし
アイツがそういう事をするキャラでもないからね。
だけどそう考えてえみると
挨拶もする機会がなかったなんて…
普通はあり得ないよなぁ。
よっぽどタイミングが合わなかったのか。
「あ、ココだ」
煌月から教えてもらった通り
一般病棟の階の個室に
【煌月アカリ】という名札を見つけ
少し緊張しながら扉をノックすると
中から小さく『どうぞ』と声が返ってきた。
「失礼します…」
静かに、恐る恐る←なぜ。
横扉を開けるとすぐ
「あら?初めてのお客様ね?」
と、ニコニコと笑顔を向けながら
先に挨拶してくれた煌月のお母さん。
胸くらいまである黒髪を
サイドに1つ結びにし
優しく微笑む彼女は
どことなく煌月本人と似ている。
さすが親子だなぁ…
さっそく病院へと向かった。
煌月のお母さんに会うのは
実は初めて。
2、3回は見掛けた事はあったんだけど。
7年も一緒にいるけど
今更、『実は初めて』も変だわな。
でもお互い改まって親を紹介する仲じゃないし
アイツがそういう事をするキャラでもないからね。
だけどそう考えてえみると
挨拶もする機会がなかったなんて…
普通はあり得ないよなぁ。
よっぽどタイミングが合わなかったのか。
「あ、ココだ」
煌月から教えてもらった通り
一般病棟の階の個室に
【煌月アカリ】という名札を見つけ
少し緊張しながら扉をノックすると
中から小さく『どうぞ』と声が返ってきた。
「失礼します…」
静かに、恐る恐る←なぜ。
横扉を開けるとすぐ
「あら?初めてのお客様ね?」
と、ニコニコと笑顔を向けながら
先に挨拶してくれた煌月のお母さん。
胸くらいまである黒髪を
サイドに1つ結びにし
優しく微笑む彼女は
どことなく煌月本人と似ている。
さすが親子だなぁ…


