その夜アタシは
煌月に謝りのLINEだけ送った。
“今朝はごめん。
何があったかは知らないけど
アタシの言葉は軽率だったと思う。
イヤな思いさせた。
ただ…アンタがいないのは、変な気分なんだよ。
あんまり無理しないでよね。
じゃぁまた仕事で“
しばらくして既読のマークが付いたが
返事が返ってくる事はなく
翌日は仕事にも顔を出さず
また休みが続いていく。
あの日、拒絶されてから
アタシ達が会話を交わす事は
なくなってしまっている。
けれど…
別の場所で違う方法で
煌月と再会した―――
「お大事にしてくださいね」
「はい。ありがとうございます」
定期的な受診のために訪れた総合病院で
診察を終えたアタシは
帰ろうとロビーを歩いていた。
今日は比較的空いてるほうだな…なんて
何気に辺りを見回しながら。
すると、ちょうど見掛けたんだ。
エスカレーターから降りてきた早乙女さんの姿を。
「早乙女さん…?」
向こうはこちらに気付かず
病院の外へと出て行ってしまった。
どうして彼女が病院に?
煌月に謝りのLINEだけ送った。
“今朝はごめん。
何があったかは知らないけど
アタシの言葉は軽率だったと思う。
イヤな思いさせた。
ただ…アンタがいないのは、変な気分なんだよ。
あんまり無理しないでよね。
じゃぁまた仕事で“
しばらくして既読のマークが付いたが
返事が返ってくる事はなく
翌日は仕事にも顔を出さず
また休みが続いていく。
あの日、拒絶されてから
アタシ達が会話を交わす事は
なくなってしまっている。
けれど…
別の場所で違う方法で
煌月と再会した―――
「お大事にしてくださいね」
「はい。ありがとうございます」
定期的な受診のために訪れた総合病院で
診察を終えたアタシは
帰ろうとロビーを歩いていた。
今日は比較的空いてるほうだな…なんて
何気に辺りを見回しながら。
すると、ちょうど見掛けたんだ。
エスカレーターから降りてきた早乙女さんの姿を。
「早乙女さん…?」
向こうはこちらに気付かず
病院の外へと出て行ってしまった。
どうして彼女が病院に?