リゼットとラシェル姫をベッドの上に並べて仰向けに寝かせる。プルンと揺れるオッパイのあるリゼット、服の上からでも分かるようにちっぱいのラシェル、髪型と容姿は双子のように同じだった。おそらくどちらかが意識して真似ているのだろう。
「リゼットの方が年上だ。ラシェルが彼女に憧れて容姿や髪の編み方を似せている可能性が高いだろうな。残念ながら、オッパイの大きさまでは真似できなかったようだが……。だが、返ってそれがラシェルのちっぱいというチャームポイントを産んでいる。
さて、そろそろ彼女達の服を脱がして、その可愛い体を確認させてもらおうか。いずれは、どちらかと結婚するであろうし、すでにリゼットは婚約者同士だ。お互いに同意した時点で婚約は成立する。ラシェルは妹みたいな感じだから問題ないだろう」
オレは、まずラシェルの服を脱がせる事にした。童貞のオレがいきなりロリ巨乳のブラジャーを外すのは抵抗がある。その点、ラシェルのちっぱいならば、多少は刺激も少ないだろう。オレは、そういった甘い考えを持って彼女の服を脱がし始めた。
「いや、軍服のままでは寝苦しいだろう。まずは、パジャマ姿に着替えさせるだけだよ。疚(やま)しい気持ちはないよ、オレは今、2人のお姫様の騎士なんだから」
オレは、ラシェルの第1ボタンを外した時点で自分に言い訳し始めた。やはり女の子の服を脱がせるというのは抵抗がある。体を見たいと思う反面、大切に守らなくてはいけないという騎士の心が出始めていた。それを無理矢理抑え込んで、オレは服を脱がすのを続ける。
ラシェルが寝ている上に馬乗りになり、立膝で彼女に体重をかけないような体勢で脱がす。リゼットが目覚めない事を気にしつつ、ゆっくりとラシェルの体に武器や薬が仕込んでいないかを確認していく。可愛い女の子といっても、暗殺者なのだ。油断はできない。
「さてと、ボタンは外し終えた。そろそろブラジャーに包まれたちっぱいを見せてもらおうか」
オレは、薄々違和感を感じていた。ボタンを外す時に、ブラジャーが当たる感覚がなかった。オレは緊張して気付かなかっただけだと思っていたが、彼女の服を全開にして開けた時、白い素肌の可愛い丘とラズベリーのような乳首が露わにされる。
「ぶっ、ラシェル姫、ノーブラかよ……。いや、大きさ的には、ブラジャーを必要としないサイズか迷うところだろうな。普通は、大人ぶってブラジャーを付ける年頃だろうが、急な用事かサイズが合わなかったことでブラジャーするのを忘れたんだ。
だけど、やっぱり女の子だ。男のオッパイとは一味違う。手に吸い付くような可愛い乳房がちゃんと装備されているよ。お兄さんが、体の脂肪を集めて、もう少しオッパイを成長させてあげよう。ちゃんとブラジャーをしないと、型崩れしてしまうかもしれないしな……」
オレは飛び起きるように起き上がって、リゼットを飛び越えてベッドから降りる。まずは、ラシェルに合うブラジャーを探す事にした。ラシェルは、リゼットの元婚約者の妹だ。必ず彼女に合うブラジャーを用意していると思っていた。
「ここは、スキーをするために建てられたロッジ小屋のようなもの。おそらくリゼットは彼女の為にもいろいろ用意してあるはず。女性用の服のサイズはほぼ同じだが、オッパイに合わせて仕分けしてあるのをオレは見抜いていた。ラシェル専用下着も当然あるはず!」
オレは、タンスの引き出しを開ける。リゼット姫の巨乳を収める専用のブラジャーが多数収納されていた。その引き出しの下に、ラシェル専用の小ぶりなブラジャーを発見する。それだけではない。上下お揃いのブラジャーとパンティーを見付けたのだ。
「さすがは、リゼット。準備の手際が良い。センスの悪いオレでも、可愛く2人をコーディネートできるぞ。リゼットには青色の落ち着いた色を着せよう。ラシェルには赤色でちょっと黒色も入っているやつがいいな。
オレという最高の騎士と添い寝するのだ。中途半端なオシャレでは、2人とも目覚めた時に恥ずかしくなってしまうだろう。これからしばらくは3人で冒険するんだ。最初で気不味くなっては困るよ」
オレは、2人に着てもらいたい服を選ぶ。たかがパジャマといっても、王族である以上手は抜いてはいけないのだ。オレも自分に合う黒いパジャマを着る事にした。2人の間に挟まれて寝ないといけないが、幸いにもダブルベッドなので程良い狭さだった。
「2人の安全は、オレにかかっているんだ。もう、誰も傷付けさせる事はしない!」
オレは服を選び終わって、2人のお姫様を守る決意をした。その為にまず、可愛い乳首を無防備にしているラシェルに近付く。オレの選んだ赤いブラジャーを着せて、その上にパジャマを装備させるのだ。その前に、男のオッパイとどう違うのかという事が気になり始めた。
「見た感じはそれほどの違いはないと思っていた。しかし、なぜか触りたくなる程良い柔らかさを感じさせる。ブラジャーをする下準備として、ちょっと周辺のお肉を集めてみるか。もしかしたら、ちょっと大きくなるかもしれん」
オレは、ラシェルのオッパイを親指と人差し指、中指で揉んでみることにした。なるべくオッパイを真ん中周辺に寄せ集めなくては、上手くブラジャーを装着させる事ができないだろう。そう思って必死で揉み。
「ブラジャーの装着っていうのは、これで良いのかな? なんか、グミを触ってるみたいに固く感じてきたけど……。さっきから乳首ばかり揉んでいるな。これじゃダメだと思う。周辺のお肉を買い集めるようにしないと……」
オレは、無意識のうちに彼女の乳首ばかりを責めてしまっていた。男には無い柔らかさと程良い固さ、ここが気持ち良いのだという事をオレの本能が知っていたようだ。気持ち良いのは、オレばかりでは無いようだ。ラシェルの口から甘い吐息が漏れ始めた。
「あん、はーん!」
「くっ、しまった……」
ラシェルの喘ぎ声は意外と大きかった。隣に寝ているリゼットに聞こえたのでは無いかと、オレは一瞬身構えた。いくら最強に近いオレとはいえ、最強レベルの魔術師2人に攻撃されては命の保証はない。ラシェルの乳首から手を離して、リゼットの方を恐る恐る見る。
「くー」
「良かった、気が付かなかったようだ」
リゼットは、寝息をして静かに眠っていた。呼吸をする度にオッパイがわずかに揺れるが、ぐっすり熟睡しているようだ。唇を奪ってしまいたいと思うような可愛い寝顔で、わずかに口を開いて眠っている。まるでオレがキスするのを待っているようにさえ感じられる。
「ラシェルばかりを構っているわけにはいかない。オレには、リゼットの服を着替えさせるという任務も残っているんだ。今のままの服では、やはりまだ寝苦しいだろう。ブラジャーとパンティーもオレ好みの色に変えさせたいし、パジャマに着替えさせないとな……」
オレは、ラシェルの可愛い乳首を名残惜し見ながら、彼女にブラジャーとパンティーを変えさせる。ブラジャーは案外上手くいったが、パンティーを脱がせる勇気が出なかった。オレが最初に、女の子の大切な部分を見るのは本当にラシェルで良いのか悩んでいたのだ。
いくら彼女が可愛くても、オレは巨乳好きというこだわりがある。やはり最初にパンティーを脱がすべきなのは、婚約者のリゼットだという結論に落ち着いた。リゼットを脱がせた後で、ラシェルを着替えさせる事にする。
「悪いな。お前が嫌いなわけでは無いが、オレが好きなのはリゼットなんだ。彼女だけは、オレがなんとか自力で惚れさせてみたい!」
オレには、すでに女の子を口説くスペルを思い付いていた。それをリゼットに使うわけにはいかない。彼女は、オレが異世界に来て最初に惚れた女の子だ。それに、婚約者という間柄でもある。オレが魔法に頼らずに両想いにならなければ意味はないのだ。
「ラシェルなら『魅了(チャーム)』の魔法を使ってみても良いか。可愛いし、惚れられても悪い気はしない。それに、本当に『魅了(チャーム)』の魔法が有効かも確かめてみないと、後々の冒険で危険だからな。威力は、一定時間惚れる程度だろう」
オレは、眠っているラシェルに向かって、『魅了(チャーム)』を使ってみる事に決めた。パジャマの上着と下のズボンだけを着替えさせて、すでに眠れるような体勢にさせる。パンティーは、今回は履き替えさせるのを止めることにした。
「赤いブラジャーを着けさせたかったが、やはり今の年齢なら白いブラジャーと白いパンティーが1番だろう。もう少し大きくなってから、オレにカラフルなブラジャーを見せてくれよ」
「うん……」
ラシェルは寝言でそう呟いた。意味は分かっていないかも知れないが、オレの言葉に反応してくれるのはとても嬉しい事だ。短い時間とはいえ、この子の心の中をオレだけで満たしてみたいと考えていた。
「『魅了(チャーム) ラシェルよ、お前が世界で1番好きな男性は、櫻田智樹という男だけだ。その証として、その男性の名前を呼ぶ時は、『とも君』と呼んでくれ。お前の心の中にいる男性を、全てオレだけの想いで満たすが良い。“少女の初恋(ファースト ラブ)”」
オレは、スペルと思えない微妙な魔法を発動させた。失敗していると思いながらも、ラシェルの顔を観察していた。本当にオレに惚れているのならば、オレの声に少しは反応するはずだ。寝言でも良いから、『とも君』という言葉が聞きたかった。
「ラシェル、オレに言いたい言葉はないか?」
「とも君、大好き♡」
ラシェルは、見たこともないような笑顔を見せて、可愛く笑った。そこには、12歳の初恋をした少女がいたのだ。寝言でオレに告白しているようだが、オレとデートでもしている夢でも見ているのだろうか。しばらくの間は、この状態で彼女を放置して置くことにした。
「うわぁ、可愛い。これ以上は、本気で惚れそうだ……。早くリゼットの方に行って、ロリ巨乳の良さを体感しなければ……。さもないと、本当のロリコンになってしまいそうだ」
ラシェルの笑顔は、オレの心をしばらくの間射止めていた。この子を自分の物にしたいと考えるが、近くにいるリゼットを見て耐える。リゼットもまた、オレが助けてあげなければ悲しみが癒えることはないのだ。オレは、ラシェルを後にして、リゼットの方に近付く。
「リゼットの方が年上だ。ラシェルが彼女に憧れて容姿や髪の編み方を似せている可能性が高いだろうな。残念ながら、オッパイの大きさまでは真似できなかったようだが……。だが、返ってそれがラシェルのちっぱいというチャームポイントを産んでいる。
さて、そろそろ彼女達の服を脱がして、その可愛い体を確認させてもらおうか。いずれは、どちらかと結婚するであろうし、すでにリゼットは婚約者同士だ。お互いに同意した時点で婚約は成立する。ラシェルは妹みたいな感じだから問題ないだろう」
オレは、まずラシェルの服を脱がせる事にした。童貞のオレがいきなりロリ巨乳のブラジャーを外すのは抵抗がある。その点、ラシェルのちっぱいならば、多少は刺激も少ないだろう。オレは、そういった甘い考えを持って彼女の服を脱がし始めた。
「いや、軍服のままでは寝苦しいだろう。まずは、パジャマ姿に着替えさせるだけだよ。疚(やま)しい気持ちはないよ、オレは今、2人のお姫様の騎士なんだから」
オレは、ラシェルの第1ボタンを外した時点で自分に言い訳し始めた。やはり女の子の服を脱がせるというのは抵抗がある。体を見たいと思う反面、大切に守らなくてはいけないという騎士の心が出始めていた。それを無理矢理抑え込んで、オレは服を脱がすのを続ける。
ラシェルが寝ている上に馬乗りになり、立膝で彼女に体重をかけないような体勢で脱がす。リゼットが目覚めない事を気にしつつ、ゆっくりとラシェルの体に武器や薬が仕込んでいないかを確認していく。可愛い女の子といっても、暗殺者なのだ。油断はできない。
「さてと、ボタンは外し終えた。そろそろブラジャーに包まれたちっぱいを見せてもらおうか」
オレは、薄々違和感を感じていた。ボタンを外す時に、ブラジャーが当たる感覚がなかった。オレは緊張して気付かなかっただけだと思っていたが、彼女の服を全開にして開けた時、白い素肌の可愛い丘とラズベリーのような乳首が露わにされる。
「ぶっ、ラシェル姫、ノーブラかよ……。いや、大きさ的には、ブラジャーを必要としないサイズか迷うところだろうな。普通は、大人ぶってブラジャーを付ける年頃だろうが、急な用事かサイズが合わなかったことでブラジャーするのを忘れたんだ。
だけど、やっぱり女の子だ。男のオッパイとは一味違う。手に吸い付くような可愛い乳房がちゃんと装備されているよ。お兄さんが、体の脂肪を集めて、もう少しオッパイを成長させてあげよう。ちゃんとブラジャーをしないと、型崩れしてしまうかもしれないしな……」
オレは飛び起きるように起き上がって、リゼットを飛び越えてベッドから降りる。まずは、ラシェルに合うブラジャーを探す事にした。ラシェルは、リゼットの元婚約者の妹だ。必ず彼女に合うブラジャーを用意していると思っていた。
「ここは、スキーをするために建てられたロッジ小屋のようなもの。おそらくリゼットは彼女の為にもいろいろ用意してあるはず。女性用の服のサイズはほぼ同じだが、オッパイに合わせて仕分けしてあるのをオレは見抜いていた。ラシェル専用下着も当然あるはず!」
オレは、タンスの引き出しを開ける。リゼット姫の巨乳を収める専用のブラジャーが多数収納されていた。その引き出しの下に、ラシェル専用の小ぶりなブラジャーを発見する。それだけではない。上下お揃いのブラジャーとパンティーを見付けたのだ。
「さすがは、リゼット。準備の手際が良い。センスの悪いオレでも、可愛く2人をコーディネートできるぞ。リゼットには青色の落ち着いた色を着せよう。ラシェルには赤色でちょっと黒色も入っているやつがいいな。
オレという最高の騎士と添い寝するのだ。中途半端なオシャレでは、2人とも目覚めた時に恥ずかしくなってしまうだろう。これからしばらくは3人で冒険するんだ。最初で気不味くなっては困るよ」
オレは、2人に着てもらいたい服を選ぶ。たかがパジャマといっても、王族である以上手は抜いてはいけないのだ。オレも自分に合う黒いパジャマを着る事にした。2人の間に挟まれて寝ないといけないが、幸いにもダブルベッドなので程良い狭さだった。
「2人の安全は、オレにかかっているんだ。もう、誰も傷付けさせる事はしない!」
オレは服を選び終わって、2人のお姫様を守る決意をした。その為にまず、可愛い乳首を無防備にしているラシェルに近付く。オレの選んだ赤いブラジャーを着せて、その上にパジャマを装備させるのだ。その前に、男のオッパイとどう違うのかという事が気になり始めた。
「見た感じはそれほどの違いはないと思っていた。しかし、なぜか触りたくなる程良い柔らかさを感じさせる。ブラジャーをする下準備として、ちょっと周辺のお肉を集めてみるか。もしかしたら、ちょっと大きくなるかもしれん」
オレは、ラシェルのオッパイを親指と人差し指、中指で揉んでみることにした。なるべくオッパイを真ん中周辺に寄せ集めなくては、上手くブラジャーを装着させる事ができないだろう。そう思って必死で揉み。
「ブラジャーの装着っていうのは、これで良いのかな? なんか、グミを触ってるみたいに固く感じてきたけど……。さっきから乳首ばかり揉んでいるな。これじゃダメだと思う。周辺のお肉を買い集めるようにしないと……」
オレは、無意識のうちに彼女の乳首ばかりを責めてしまっていた。男には無い柔らかさと程良い固さ、ここが気持ち良いのだという事をオレの本能が知っていたようだ。気持ち良いのは、オレばかりでは無いようだ。ラシェルの口から甘い吐息が漏れ始めた。
「あん、はーん!」
「くっ、しまった……」
ラシェルの喘ぎ声は意外と大きかった。隣に寝ているリゼットに聞こえたのでは無いかと、オレは一瞬身構えた。いくら最強に近いオレとはいえ、最強レベルの魔術師2人に攻撃されては命の保証はない。ラシェルの乳首から手を離して、リゼットの方を恐る恐る見る。
「くー」
「良かった、気が付かなかったようだ」
リゼットは、寝息をして静かに眠っていた。呼吸をする度にオッパイがわずかに揺れるが、ぐっすり熟睡しているようだ。唇を奪ってしまいたいと思うような可愛い寝顔で、わずかに口を開いて眠っている。まるでオレがキスするのを待っているようにさえ感じられる。
「ラシェルばかりを構っているわけにはいかない。オレには、リゼットの服を着替えさせるという任務も残っているんだ。今のままの服では、やはりまだ寝苦しいだろう。ブラジャーとパンティーもオレ好みの色に変えさせたいし、パジャマに着替えさせないとな……」
オレは、ラシェルの可愛い乳首を名残惜し見ながら、彼女にブラジャーとパンティーを変えさせる。ブラジャーは案外上手くいったが、パンティーを脱がせる勇気が出なかった。オレが最初に、女の子の大切な部分を見るのは本当にラシェルで良いのか悩んでいたのだ。
いくら彼女が可愛くても、オレは巨乳好きというこだわりがある。やはり最初にパンティーを脱がすべきなのは、婚約者のリゼットだという結論に落ち着いた。リゼットを脱がせた後で、ラシェルを着替えさせる事にする。
「悪いな。お前が嫌いなわけでは無いが、オレが好きなのはリゼットなんだ。彼女だけは、オレがなんとか自力で惚れさせてみたい!」
オレには、すでに女の子を口説くスペルを思い付いていた。それをリゼットに使うわけにはいかない。彼女は、オレが異世界に来て最初に惚れた女の子だ。それに、婚約者という間柄でもある。オレが魔法に頼らずに両想いにならなければ意味はないのだ。
「ラシェルなら『魅了(チャーム)』の魔法を使ってみても良いか。可愛いし、惚れられても悪い気はしない。それに、本当に『魅了(チャーム)』の魔法が有効かも確かめてみないと、後々の冒険で危険だからな。威力は、一定時間惚れる程度だろう」
オレは、眠っているラシェルに向かって、『魅了(チャーム)』を使ってみる事に決めた。パジャマの上着と下のズボンだけを着替えさせて、すでに眠れるような体勢にさせる。パンティーは、今回は履き替えさせるのを止めることにした。
「赤いブラジャーを着けさせたかったが、やはり今の年齢なら白いブラジャーと白いパンティーが1番だろう。もう少し大きくなってから、オレにカラフルなブラジャーを見せてくれよ」
「うん……」
ラシェルは寝言でそう呟いた。意味は分かっていないかも知れないが、オレの言葉に反応してくれるのはとても嬉しい事だ。短い時間とはいえ、この子の心の中をオレだけで満たしてみたいと考えていた。
「『魅了(チャーム) ラシェルよ、お前が世界で1番好きな男性は、櫻田智樹という男だけだ。その証として、その男性の名前を呼ぶ時は、『とも君』と呼んでくれ。お前の心の中にいる男性を、全てオレだけの想いで満たすが良い。“少女の初恋(ファースト ラブ)”」
オレは、スペルと思えない微妙な魔法を発動させた。失敗していると思いながらも、ラシェルの顔を観察していた。本当にオレに惚れているのならば、オレの声に少しは反応するはずだ。寝言でも良いから、『とも君』という言葉が聞きたかった。
「ラシェル、オレに言いたい言葉はないか?」
「とも君、大好き♡」
ラシェルは、見たこともないような笑顔を見せて、可愛く笑った。そこには、12歳の初恋をした少女がいたのだ。寝言でオレに告白しているようだが、オレとデートでもしている夢でも見ているのだろうか。しばらくの間は、この状態で彼女を放置して置くことにした。
「うわぁ、可愛い。これ以上は、本気で惚れそうだ……。早くリゼットの方に行って、ロリ巨乳の良さを体感しなければ……。さもないと、本当のロリコンになってしまいそうだ」
ラシェルの笑顔は、オレの心をしばらくの間射止めていた。この子を自分の物にしたいと考えるが、近くにいるリゼットを見て耐える。リゼットもまた、オレが助けてあげなければ悲しみが癒えることはないのだ。オレは、ラシェルを後にして、リゼットの方に近付く。