一目惚れ♥️だそうです

話はことなく進み、二年生からの同棲を認めてもらった
週があけて信也は退部届けを提出し放課後部活に顔をだし
先輩や部員に挨拶をした、信也はやっとスッキリしたようだった、佐知は校門で待っていて二人で帰っていった


春休み舞衣の最低限の荷物が運ばれた

「週末は帰るんだから学校のものだけでいいよ」

「うん、でも女はやっぱり荷物が多くなっちゃう」

父親の車で荷物を運ぶ

「ここが舞衣の部屋だよ、足らないものあったら言って、徐々に揃えていこう」

「充分だよ、プライベートも大事にしてくれて嬉しい」

「うんそれはまだ勉強もするし自分のペースがあるだろう?」

「うん、着替えるとこ見られたくないしね(笑)」

「ちょっとは見たい(笑)」

荷物運びも終わり二人は誠斗の部屋にいた
先日行われた先生の離任式の日に4月からのクラス発表がされていた

「クラス別れちゃったね」

「ああ、仕方ない俺が就職コース選んだから、でも舞衣の事心配だよ、また知らない男がさ、舞衣のこと好きになるかもなんだぜ」

「それは舞衣だって誠斗がモテるのが心配」

「俺のほうが心配」

「ぷっ、きりがないね(笑)」

「リカが同じクラスだったな」

「うん、よかった」

「虫除けになるな」

「安西くんも一緒だからきっと他の男は寄ってこないはず、楽しくなりそう」

「修学旅行もあるしな」

「うん、自由時間は一緒にまわろうね」

「もちろん、これからは買い物も一緒にできるしな」

「佐知と信也くんも同じクラスでよかったよね」

「信也が進路変更を先生に話したらしい、医療関係のコースがあるからな」

誠斗は舞衣の前で土下座した

「舞衣、俺のわがままを聞いてくれてありがとう一緒に暮らせて嬉しい、これからよろしくお願いします」

「こちらこそ、舞衣を好きになってくれてありがとう、あのね舞衣もわがままだから(笑)土下座しなくてもいいよ、最初みたいだね、顔あげて」

誠斗が顔をあげた瞬間、舞衣は誠斗に飛びついてキスをした

「んっ……舞衣」

「いっぱい愛してね、舞衣ね、最初誠斗見た時格好いいと思ったよ、舞衣も一目惚れなのかなー(笑)」

「俺が先(笑)」

二人は抱き合った


END……