一目惚れ♥️だそうです

「優しいよ、昔のままさっちゃんなんて呼んでくれてるしさ、彼女になったら佐知とかって呼び捨てにしそうなのに」

「そうだよ、佐知、保なんて初日からリカって呼び捨てで自分のことも保って呼べってすごい強引だったんだから安田くんは優しいよ」

「リカ、さりげなく俺のことディスるのやめろ」

「(笑)ほらね、でもこれが私はよくなっちゃったんだよねー、カッコいい」

「誠斗は強引じゃないもんね、よかったねお互い合う人が見つかって」

「誠斗、リカはもう俺のもんだからな」

「それはもう俺の中では終わってるから、俺だって舞衣に一目惚れだったし」

「俺だってリカに一目惚れだよ」

「まあまあ二人とも」

信也が止めに入る

「みんなに相談してよかったよ、保には悪いけど部活は辞める、そしてリハビリ頑張って理学療法士を目指して勉強をさっちゃんと頑張る」

「部活辞めても遊んでくれよな信也」

「うん、それはもちろんこっちこそだよ」

「みんなで遊べばいいじゃん、ウチの家使っていいし」

「リカのお好み焼きの作り方教えてよ、私これから料理をするの」

「舞衣……」

「えっ?」

「まだ決まってないのに……」

「あっ、そうだった」

「何よ~、教えてよ」

「決まってないけどうちら同棲するかも」

「えー」

みんな驚きの声を上げた

「誠斗、子供出来たのか?避妊ミスったとか?お前18にならないと結婚できないだろー」

「違うよ、妊娠してないし、ちゃんとつけてる、もう舞衣のおしゃべり」

「ハハッごめーん」

「はぁ、明日部活ないし、舞衣も午前中だから午後から両親と話し合うけど、俺が提案した、俺は実家の離れに一人で住んでるんだよ、で舞衣と住みたくなった、以上」

「いいな、同棲、さっちゃん俺達もする?」

「無理!」

「同棲したらいつでもヤれるじゃん、いいなぁ」

「保、そういう目的じゃないからな」

女子三人はリカに料理を教わるためダイニングに向かった

「リカが料理得意なんてびっくりだよ~」

「うち下に弟と妹がいるの、両親が仕事で忙しいから自然にねー」

「舞衣は簡単なものしか作れないの、誠斗は家事を舞衣にやらせたくて同棲する訳じゃないっていうんだけど自分もそれなりのもの食べたいじゃん(笑)」

「今は携帯でレシピたくさんあるから大丈夫だよ、佐知は料理するの?」

「あんまりしないかな」