一目惚れ♥️だそうです

信也と佐知が来た

「お邪魔しまーす」

「どうぞ」

「わっ、すごいねリカちゃん家鉄板あるんだ」

「本当だ、肉とか焼きたくなるね(笑)手伝うことない?」

「うん、焼くだけだから、適当に座ってて」

「今日舞衣らも結局来れるの?」

「来るっていったよー」

「なんか練習休ませて悪かったかな」

「いいんじゃない?大会前なら来ないでしょ」

「哲也は?」

「今日法事なんだって部活も休んでた」

「あっ、舞衣が今部活終わって電車乗るって連絡入ったよ」

「じゃああと30分くらいかな」

「バドミントンが午後から部活だったのか」

「うん」

「保は今日は午前中だけ?」

「ああ、明日は1日だけどな」

「明日1日なの?リカは休みなのに~残念」

「明日、練習試合なんだよ」

保はリカに話ながら信也の方をちらっと見た
信也は佐知と携帯を見ながら別の話をしていた
30分後舞衣と誠斗がやって来た

「ヤッホー、ごめんね遅くなって」

「お邪魔します」

「じゃあもう食べようか、あったかいうちに」

「そっち、ジュース回してー」

「誰が仕切るの?」

「じゃあ保」

「俺かよ、じゃあ今日哲也は来れなかったけど信也の快気祝いということで……乾杯」

「乾杯~」

「ここは初めましてだよね」

「初めてだよね、園田くん」

「そうだね、えーと信也くんとしかわからない」

「信也でいいよ」

「じゃあ俺も誠斗で……ってそもそも何で俺が呼ばれたのかよくわかんないんだけど、哲也が用事あるならあいつの空いてるときに……」

「それはリカの家が今日空いてたから、俺達の都合と信也が園田くんと話したいっていったから」

「誠斗でいいよ」

「じゃあ俺も保で……」

「俺と何で話したいの?部活違うのに?弓道がやりたいとか?」

「さっちゃんが一番冷静な意見を言うのは誠斗って聞いたから」

「冷静ってそんな俺だって感情はあるよ」

「誠斗の意見が聞きたいってこと?」

「最終的に決めるのは俺だけど第三者の意見が聞きたくてさ」

信也は肩の状態と先生に言われたことをみんなに話した

「一年……」

「俺もさ足の骨折みたいにひっつけば治るって気楽に考えてたんだよ、実際足はもう軽くなら走れるし、でも肩は可動域があるから長くかかるらしい」

誠斗が口を開いた

「これ、美味しい」

「誠斗、急に何言い出すの」

「えっ、舞衣も美味しいだろ?」

「確かに、うん、リカ美味しいよ」

「ありがとう」